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ハイドロフィット工法（含浸複合注入工法）｜株式会社ハイドロ・スカイ

ハイドロフィット工法はコンクリート構築物の劣化防止・漏水を止水する技術で、含浸複合注入工法による漏水補修、並びにコンクリートの中性化を抑止する技術。本技術は漏水工事を無機系による含浸注入工法により、漏水補修および中性化抑止する技術で、従来は有機系による密着工法で対応していた。本技術の活用により引火性の有毒ガスの発生もなく安全性の向上、工期短縮、品質・耐久性、景観保護、経済性、施工性の向上が図れる。ハイドロスカイ社はSP、CSP、G1にて、自己修復機能、長期耐久性、低酸素性、温度ひび割れ抵抗性をもった次世代コンクリート（SKY-コンクリート）の開発にも力を入れている。

カテゴリ：薬液注入工
NETIS登録番号：KT-160095-VR

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類似技術に対する優位性

新規性	ケイ酸塩系表面含侵工法をさらに進化させ、特殊プラグにてひび割れ部（0.2mm以上）にもケイ酸塩系＋高炉スラグ＋カルシュウム混和剤を注入する工法としたものである。
品質性	ハイドロフィット工法にてコンクリートの緻密化を実現し、コンクリートひび割れ部の強度改善、中性化の改善、アルカリ度の回復、鉄筋の不動帯被膜の回復が可能である（無機質材料であるので耐久性は問題ない）。
経済性	初期コストは多少かかるが、高い耐久性と低いメンテナンス頻度により長期的には費用対効果が高いと評価できる。特にインフラ構造物においては非常に有利である。
省人化・省力化	使用する施工工具が一般的であり、それ程の難易度は無く、すぐに施工方法をマスターできるため省力化には非常に有効である。
施工性・工期短縮	コンクリートひび割れ部からの漏水があってもすぐに施工に掛れるため、乾燥期間等のタイムラグもなく工期短縮できる材料である。特殊な施工方法もなく慣れれば誰でも施工可能である。
耐久性・長寿命	完全な無機質であり、ポゾラン反応により生成されるC-A-S-Hゲルにより時間とともにさらに緻密化するため、長期耐久性が期待できる。さらに自己修復機能を持ち合わせているので長寿命化も可能である。
維持管理	高い耐久性と低いメンテナンス頻度により維持管理も非常に楽である。さらにもし不都合な個所が出てもその上から同じように注入するだけで良いため補修工事が非常に楽である。
景観・美観性	コンクリト表面には、ハンマードリルのキリの穴（10.5mm）が出るだけのため、穴埋めを行うだけでほとんど分からなくなり、美観性に関しては非常に有効である。
環境性	使用する材料は無機質で臭いも全くなく、F☆☆☆☆の材料で防火剤の部類に入るため引火等の危険もない。
CO2削減量	高炉スラグがメイン材料であり、一部セメントも使用しているが、CO2の削減は70％以上となり、次世代コンクリートもその辺りも考慮された材料である。
施工の安全性	使用する材料は無機質であり、人体への負担はない。ただしSP（ケイ酸塩系）に関しては、PHが12近くあるため、目に入った場合はすぐに洗浄する必要はある。
特許、審査証明など	基本的に取得しない。今後は新素材となりうるよう強度性、耐腐食性等専門機関の数値化を図り施工基準とする。
施工実績	阿賀野川頭首工改修工事、東京駅丸の内駅舎工事復原・耐震補強保存東京駅丸の内駅舎、第十一管区海上保安本部交通整備フデ岩灯台改良改修工事
適用範囲	建造物の躯体強化、基礎補強、地下部分の漏水対策、地下道の漏水対策、橋梁の基礎補強ダムの補強および景観保全多岐にわたり適用可能