製品情報
膨張材を混和材として混入したコンクリートは、膨張コンクリートと呼ばれる。コンクリートは自己収縮等により収縮ひび割れを起こすことがあるが、膨張コンクリートは硬化時に体積膨張による応力が働くことで収縮による応力が軽減されるため、収縮ひび割れを防ぐことができる。 膨張コンクリートの品質確認としてJIS A 6202「コンクリート用膨張材」附属書B(参考)に、“膨張コンクリートの拘束膨張及び収縮試験方法”が規定されている。当該試験方法には2種類の試験方法がありA法(膨張だけを対象とした試験方法)とB法(膨張及び収縮を対象とした試験方法)が規定されている。日本品質保証機構では、A法およびB法による試験を行っている。
最終更新日:2024-04-12
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