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体育館や屋内スポーツ施設の多くは、従来型の二重床工法を採用している。
この工法では、床下地コンクリートの上に木製や鋼製の支柱・根太・大引きを組み、その上に木板やフローリング、シート材を積層する。床下空間を確保して配線配管や通気を確保できる利点があるが、踏む位置によって床組の構成が異なるため、反発性や踏み心地に大きなバラツキが生じるという欠点がある。
テクセル床工法は、床下地コンクリートと表層仕上げ材の間に「TECCELL(テクセル)」パネルを挟み込む直床形式の工法である。
反発性能を維持しながら衝撃吸収性を持たせた革新的な積層床工法となっている。
高度なスポーツ競技向けには、さらに弾力層を追加することで、ジャンプ着地時の膝への負担を効果的に軽減する。
本工法の最大の特徴は、「TECCELL」と弾力層の厚みや密度を調整することにより、反発性・緩衝性・弾力性を自在にコントロールできる点である。
また、下階への音伝播も大幅に低減できるため、中間階でも運動室を設置可能となる。
これにより、多様なスポーツ競技施設から機能訓練・リハビリ施設まで幅広く適用できる。
さらに、軽量でシンプルな施工方法により、既存フローリングの上からテクセル床を改修・設置する「増し張りフロア」も新たに開発した。
種類 | 緩衝効果値(U値) | 床の硬さ(G値) |
弾力層ありフローリングタイプ | 20.3~34.3 | 57~69 |
弾力層ありスポーツシートタイプ | 37.7~37.8 | 53~57 |
・ボール反発性能(EN12235を参考にした簡易試験):92~98%(コンクリート素面を100%とした場合の相対値)
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最終更新日:2025-04-10
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