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バイオ燃料とは、植物や動物など、地上にある生物資源(バイオマス原料)から製造。
生物資源は、成長過程や生態系の中で光合成により、大気中の二酸化炭素をあらかじめ吸収。
大気中の二酸化炭素量を今以上増やさない、というコンセプトで開発が進むサステナブルな燃料である。
次世代バイオ燃料とは、石油由来のディーゼル燃料に代替できる、バイオマス原料でできた(炭化水素系の)バイオ燃料の総称。
特に生物資源(バイオマス)原料を水素化処理したHVO(Hydrotreated Vegetable Oil:水素化植物油)の特徴は、分子構造が軽油などの石油由来の燃料と同じ炭化水素からなる点である。
一方、従来型のバイオディーゼル燃料は FAME(脂肪酸メチルエステル)などからなるため、石油由来のディーゼル燃料とよく似た特徴を持ってはいても、従来型だけでの使用はできず、軽油に混合し使用する必要がある。
一方、次世代バイオ燃料は分子構造が石油由来の軽油と同じため、軽油と同じように100%の配合で、エンジンにも影響を加えることなく使用できるとされている。
原料 | 分子構造 | 品質 | 特徴 | |
従来型 | ・産業廃棄油 (廃食油・残渣) ・微細藻類由来油脂 ・油種植物 |
FAME (脂肪酸メチルエステル) |
国内B5規格に準拠 (5%迄市販軽油と混合可) |
ディーゼル燃料の一部代替として使用 100%での使用は実用に適さない |
次世代 | 市販軽油と同じ炭素水素 | 国内軽油規格に合致 (但 | 含有率100%で一般車両に使用可能し、地方税法に基づく事前手続要) |
「サステオ」は、原料に使用済み食用油などのバイオマスを使用した、化石燃料に代わるサステナブルな社会を実現するための次世代バイオ燃料(HVO)。
2020年に次世代バイオ燃料「サステオ」の供給が開始され、以降、ディーゼル自動車をはじめトラックやバスなどの大型自動車、船舶、鉄道など、さまざまなモビリティへの利用が拡大している。
サステオは、バスや船舶、重機など幅広く活用されている。
ほか、ディーゼルエンジンの一般的な自動車等にも使用でき、新たに供給インフラを整備する必要がないため初期コストがかからないこともメリットである。
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最終更新日:2025-04-01
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