NETIS登録番号:QS-190056-A

低水位時開放型フラップゲート全開状態

低水位時開放型フラップゲート全閉状態
概要
従来のゲートは、昼夜を問わず操作管理者が本川水位に応じて操作を行う必要があり、操作のタイミングの判断が難しいという課題がある。
また、洪水時には現地での操作が必要となるため、操作管理者にとって非常に危険な作業となる場合がある。
これらの課題を解決するため、無動力・無人操作を実現する低水位時開放型フラップゲートを開発した。
特長
- 騒音防止
自動開作動および閉作動の扉体を常時緩やかな速度となるよう制御することで、急速な閉作動や波浪などによる扉体の揺動から発生する騒音を防止することが可能。
- 開放保持
本川水位(潮位)が低下した際には、自動閉作動のみの抑制し、ゲートの開放状態を保持することが可能。
なお、支川からの排水に対する自動開作動は常時可能であり、開放保持を行うことでごみの噛み込みを防止することが可能。
- 強制操作
強制開閉機構により、不完全閉塞などの異常が発生した緊急時でも、開閉装置による強制操作を行うことが可能。
これにより、点検や維持管理作業を安全かつ容易に実施することが可能。
- 自動作動
自動開閉作動により、本川水位に応じた操作が不要となり、洪水時における操作管理者の危険な現地操作を回避することが可能。
ゲート運用形態図

ゲート解放保持

任意設定水位で自動開閉作動への切り替え

自動開作動

任意設定水位で自動閉作動
今後の技術開発の展開
- 太陽光発電設備の活用
商用電源の確保が困難な場所でも、太陽光発電を利用することで、ゲートの自動開操作システムの運用を目指す。
- 遠隔監視・遠隔操作システム
ゲートの自動作動運用に加え、現場の水位状況およびゲートの作動状態を常時監視できる遠隔監視システムの構築を目指す。
また、必要に応じて遠隔操作によりゲートの強制開閉操作を行うことを目指す。