ブロックは互いに連結され、目地処理がなされるため、従来の法覆ブロック工法に比較し、法面工としての強度がさらに向上する。使用個数が1個/m2と少なく、連結の方法も簡単なため、スピーディな施工を実現。表面の突起が、流水に対しては粗度、法面部においては足掛かりとしての効用を備えている。また、表面は柔らかい曲線模様を醸し出し、景観性にも優れている。擬石模様の面体は、周囲の景観にもよく調和する。

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掲載誌：積算資料2025年5月号 p.490