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視覚障がい者誘導ブロック(樹脂カバー付)(表層ABS樹脂枠を用いたコンクリート製点字ブロック)|東陽上村アドバンス株式会社

視覚障がい者誘導ブロック(樹脂カバー付)の写真

「視覚障がい者誘導ブロック(樹脂カバー付)」は、従来、製品本体がコンクリート製だった点字ブロックの表層部分にABS樹脂枠を用いて樹脂とコンクリートの一体成形構造とした。これにより点字ブロックの突起形状維持が強化され、冬期後でも機能的・視覚的に視覚障がい者の歩行誘導機能を維持継続できる期間が延び、歩行者の安全性向上を見込める。ABS樹脂枠によりコンクリート特有の白華現象と水の浸透に伴う汚れ沈着となる要因がなくなる。長期にわたって高い輝度を維持できる。

カテゴリ道路付属物工
NETIS登録番号:HK-210005-A

類似技術に対する優位性

新規性 点字ブロックとなる表層部分にガラス繊維を混入したABS樹脂枠を用いて、樹脂とコンクリートの一体成形構造としたことで、表面の突起形状維持の耐久性を向上した点字ブロックである。
品質性 突起形状・寸法および突起配列はJIS T 9251 高齢者・障害者配慮設計指針に準拠。曲げ耐久試験はJIS A 5371に規定する方法で実施。
経済性 材料コストは従来品よりも高価であるが、突起の耐久性が高く、長期的な機能維持が期待できる(ランニングコスト良)。また、破損による交換頻度が減少することで、その分の維持工事に関わる費用も削減。
省人化・省力化 製品側面に凹凸(ずれ止めピン・ずれ止め溝)を設けたことで、不陸抑制また目地間調整を省力化。
施工性・工期短縮 製品側面に凹凸(ずれ止めピン・ずれ止め溝)を設けたことで、製品同士の水平高さ(レベル出し)作業と、目地幅の確保を簡易化し、施工性を向上。
耐久性・長寿命 社内試験では突起形状の耐摩耗性6.3倍、耐衝撃性10~20倍程度改善。また現場調査では従来品は1~2年で突起が8割程度(25突起/1枚)破損しているのに対し、開発品は5~6年突起形状を維持している。
維持管理 製品側面の凹凸を□合わせることで、設置した1枚が交換時の作業性は従来品と同等だが、耐久性の向上により、破損による交換頻度の減少が期待できる。
景観・美観性 表層部分が樹脂製の枠で覆われているため、雨水や汚れが製品に浸透するのを防ぎ、長期に渡り製品の発色を維持できる。
環境性 樹脂枠内に充填するコンクリートの配合を、セメント使用量を削減した低炭素型コンクリートを使用している(規格6cmタイプ、8cmタイプが対象)。
CO2削減量 従来比平均34%のCO2削減。
施工の安全性 表層部分が樹脂製の枠としていることによって、充填コンクリートにひび割れが発生した場合でも、持ち上げ時に割れることがなく、作業時の怪我をしにくくなる。
特許、審査証明など 特開2019-2147 特開2018-21424
施工実績 札幌市(バリアフリー工事)(札幌市身体障害者福祉センター)、北見市(北見市役所庁舎)、北海道開発局(国道12号線維持工事)、青森県(3・5・4号堤町通り浜田線道路改築工事)(新青森県総合運動公園)
適用範囲 寒冷地など、厳しい環境条件が想定される場合や、車輌通過など外力が加わる場所への設置。

東陽上村アドバンス株式会社

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最終更新日:2025-12-22

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更新日:2025年12月31日 集権期間:2025年10月1日~2025年12月30日 ※当サイトの各ページの閲覧回数を元に算出したランキングです。

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