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CDM工法は、スラリー化したセメント系改良材を軟弱地盤に注入し、撹拌翼を回転させながら軟弱地盤と撹拌混合し、化学的に固化する機械撹拌式の深層混合処理工法である。
改良径φ1,000㎜の2軸式を標準とするが、新たに開発したCDM-EXCEED工法は、改良径φ1,600㎜2軸式の大口径化により、打設長15mの場合、最大約25%のコスト削減、最大約50%の工期短縮を可能とした。
本工法の最大の特長は、撹拌軸に地中内圧を解放する内圧緩和翼を取り付けるエアー併用削孔方式により、施工速度を低下させることなく大口径の改良体が造成できることである。
また、実施工時に行った地中変位測定計測では、変位量が極めて少ない結果となったことから、内圧緩和翼が削孔補助として使用するエアーの内圧解放のみならず、スラリー吐出による圧力解放にも貢献し、地中変位(周辺変位)発生の抑制にも寄与する工法であることが確認された。
1. φl,600㎜×2軸の大口径施工により大幅なコスト縮減と工機短縮が期待できる(打設長15mの場合、最大約25%のコスト削減、最大約50%の工機短縮が可能)。
2. 内圧緩和翼を標準装備することで、スラリー吐出やエアー削孔による地中内圧をスムーズに地上に排出。
3. 地盤特性、材料特性、機械特性を総合的に検討し施工仕様を決定するプロセス設計を導入することで撹拌効率が向上し、より高品質でばらつきの少ない改良体が得られる。
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