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サンドコンパクションパイル工法(以下、SCP工法)は、中空管(ケーシングパイプ)を使用して、砂または砕石などを地中に圧入・拡径してよく締め固められた締固め杭を造成して原地盤の密度を増大する工法である。
「SCP工法」には、バイブロハンマーを使用する動的締固め工法と、市街地や既設構造物周辺での施工を可能にした静的締固め工法(以下、SDP-Net工法)がある。
動的締固め工法が、ケーシングパイプの貫入や締固め杭造成に動的なバイブロハンマーの振動エネルギーを使用するのに対して、「SDP-Net工法」は静的エネルギーを使用するため、低振動・低騒音で施工することができる。
「SDP-Net工法」は、回転駆動装置と強制貫入装置を組み合わせた回転貫入装置により、軟弱地盤にケーシングパイプを静的に貫入させ、改良杭造成時においても改良材(砂、砕石、再生砕石、その他の材料)の排出・打ち戻しを静的に行い、拡径してよく締め固められた締固め杭を造成することによって原地盤の密度増大を図る環境に配慮した静的締固め地盤改良工法である。
・NETIS登録:KTK-210011-A
・(一財)国土技術研究センター 技術審査証明(第46号)
「SDP-Net工法」の特長は、以下の通りである。
A部:地盤掘削翼(ケーシングパイプ直下の土砂を強制的に崩壊させ、その土砂をB部に移送する)
B部:掘削爪(ケーシングパイプ周辺地盤の掘削、ケーシングパイプ外周周面摩擦の低減およびAで崩壊させた土砂をCへ移送する)
C部:掘削ブロック(Bから送られた土砂を水平方向の削孔壁に強制的に押し付ける)
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最終更新日:2024-09-19