NETIS登録番号:(旧)KTK-100011-VE

OPT マシン(写真右)による削孔・改良体造成

改良体出来形状況
概要
本工法は、三重管構造のロッドを使用して、超高圧水・圧縮空気・超高圧硬化材の流体を独立して噴射する三重管式高圧噴射撹拌工法である。
特長
- コスト・工期の縮減
極小摩擦抵抗の噴射ヘッド・独自の噴射撹拌理論・上段下段の噴射部設置という3つの新技術により施工効率が向上するため、コスト・工期の縮減が期待できる。
- 低排泥・低変位の実現
施工効率の向上により、高速施工が可能となるため、低噴射量での施工が可能である。
このため、改良体積に対する噴射量が低減され、従来工法に比べ排泥が少なく、かつ低変位を実現することができる。
- 幅広い改良径選択による合理化
改良対象の地盤条件に対して、施工仕様を多数設けているため、改良対象範囲において改良体を合理的に最適配置することができる。
改良体径はφ1.4~φ3.5m。
用途
・護岸、既設杭等の耐震補強
・空港および港湾構造物等の液状化防止
[工法特許]特許第3750066号「地盤改良工法」
工法の適用範囲
- 適用可能な範囲
・標準施工深度=30m(ガイド削孔を併用することにより上記以深の施工も可能)
・未固結の砂質土、粘性土、礫質土
- 特に効果の高い適用範囲
・改良範囲が比較的大規模な場合
・液状化対策