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従来のサンドコンパクションパイル工法(SCP工法)は、周辺地域に及ぼす振動・騒音の影響が大きかったが、今回新たに開発したSDP-Net工法は静的エネルギーを使用するため、低振動・低騒音で施工することができる環境に優しい静的SCP工法である。
これまでのSDP-N工法に特殊先端刃を装備することにより、軟弱地盤中に硬い中間層(N値25程度の砂層)があった場合でもケーシングパイプの貫入を可能にしている。
A:地盤掘削翼
新型の地盤掘削翼により、ケーシング外周部直下の土砂を確実に掘削し強制的に崩壊させ、その土砂をB部に移送。
SCP造成時には振動式SCP工法の鉄蓋同様の役割を果たす。
B:掘削爪
ケーシング周辺地盤の掘削、ケーシング外周周面摩擦の低減およびAで崩壊させた土砂をCへ移送する。
C:掘削ブロック
Bから送られた土砂を水平方向の削孔壁に強制的に押し付ける。
A→B→Cの順序で掘削土砂を削孔壁へ強制的に押し付ける。
1:ケーシングパイプ内にパイル材(中詰め材)を投入する。
2:ケーシングパイプを回転貫入装置による正転(時計回り)で地盤中に貫入させる。
3:ケーシングパイプを所定深度まで貫入させる。
4:ケーシングパイプ内の砂面計でパイル材天端面を確認後、ケーシングパイプを逆転(反時計回り)で引き抜きながら、ケーシングパイプ先端から所定量の中詰め材を排出する。
5:ケーシングパイプを押し下げ、所定長(500mm標準:硬土地盤では200~500mm)、所定径(φ700mm)の拡径杭を造成する。
6:拡径杭(φ700mm)の造成完了。
7:ケーシングパイプを反転で引き抜きながら所定量のパイル材を排出し、施工基面までドレーン杭を造成し完了する。
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最終更新日:2024-11-27
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