避雷関連機器とは
<資材の概要>
1.避雷針
受雷部、避雷導線、接地極からなる避雷用の設備。建築基準法では20mを超える建築物について設置することになっている。突針、支持管、支持管取付金物、支持管取付台、導線取付金物、接続端子、端子函などから構成される。
2.接地棒
避雷針で受けた雷による異常電圧・電流を速やかに大地へ放流するための接地極の一種。銅被覆鋼棒を地中に打ち込んで使用する。単独工法用(リード線付)と連結工法用(アース棒の直列連結が可能でリード端子を別途接続)がある。
3.避雷関連機器
雷の影響によって発生する異常電圧・異常電流(雷サージ)から各種電気機器や通信線を保護するための製品群。主に避雷器(アレスタ、SPD、LA)を指す。高圧用、低圧電源用、通信・信号用、同軸用、接地用など多くの種類があり、用途に応じた適切な選定が必要である。避雷針のみでは誘導雷からの機器被害を防ぐことはできないため、これらの機器が有効となる。