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東京地区 市況(現況と見通し)

経済調査会2023年9月上旬調べ。品名規格欄の②③等は調査段階を示します。
調査段階は月刊『積算資料』の「積算資料の見方」(目次12)を参照ください。
【積算資料速報レポート】主要資材の価格動向 建設資材価格指数が2カ月連続で最高値 ~石油製品急騰も先行きは一転下落気配~

H形鋼/前月比1000円続落、弱基調続く

 中小物件向けの低迷が続く中、猛暑や人手不足の影響により工期遅延や計画変更が散見されるなど、荷動きはさらに精彩を欠いている。
 価格は、200×100でt当たり12万1000円(東京②)どころと前月比1000円の続落。当用買い姿勢を強める需要者側からの指し値に対し、数量志向の流通業者側が値下げを受け入れた。
 流通各社は、仕入価格の高止まりや人件費、燃料油価格等の販売コストの上昇で値引きの余地が縮小しており、厳しい局面が続いている。一方、工事量の減少を受け、需要者側は、物件確保のため流通側への値下げ要求を一段と強めている。需要回復の道筋が不透明な中、競合激化が落ち着く気配はなく、目先、じり安推移の公算が大きい。

H形鋼/価格推移