東京地区 市況(現況と見通し)
経済調査会2026年8月上旬調べ。品名規格欄の②③等は調査段階を示します。
調査段階は月刊『積算資料』の「積算資料の見方」(目次12)を参照ください。
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鉄スクラップ/海外相場軟調により価格下落
現況:前月比4000円の下落
財務省調べによる4~6月期の鉄スクラップ輸出量は、これまで堅調に推移していた東南アジアからの引き合いが急速に弱まったことを受け、約185万tと前年同期比5.1%の減少。
国内の発生量は、人手不足による解体工事の遅延や働き方改革の影響により少ないが、電炉メーカーの消費意欲も低いことから需給は均衡していた。しかし、相場を下支えしていた海外輸出市場の荷動きが悪く、需給に緩みが生じた。また、急激に円高に振れたことを受け、問屋店頭買い入れ価格は、H2でt当たり3万9000円と前月比4000円の下落となった。
展望:需要が上向く材料なく弱含み
関東地区の電炉メーカーの多くは、8月から9月にかけ、夏季定期修理に伴い操業を停止するため、国内での取引はさらに閑散とする見通し。また、日本の主要輸出先である東南アジアのスクラップ需要は、季節的要因および鋼材需要の停滞により回復材料に乏しい。
市中発生量は引き続き低水準で推移するとみられるものの、国内外の需要の低迷から、需給はさらに緩和するとの見方が大勢を占める。当面、弱含み。
【鉄スクラップの輸出量】(単位:t)
| 年月 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 2026年度(4~6月) |
|---|---|---|---|---|---|
| 輸出量 | 6550772 | 6850584 | 6802802 | 7526486 | 1852865 |
| 対前年度比増減 | -4.5% | 4.6% | -0.7% | 10.6% | -5.1% |
資料出所:財務省「貿易統計」
鉄スクラップ/価格推移
主要資材の市況 【地区別】











