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「K-PREX工法」は、既設コンクリート構造物にプレストレスを導入する技術である。
本工法では、既設コンクリート構造物部材にコアドリルで削孔した後に、最深部を専用の特殊削孔機で円錐状に拡径削孔を行う。
そこに先端にグリップを設けた緊張材を配置し、拡径削孔部の空隙を専用の特殊充填材で満たすことにより、部材内部にくさび状の固定定着部を構築する。
これにより、あと施工でプレストレスを導入し、既設部材および増設部材を内部から補強する技術である。
1.新旧コンクリートの打継目にプレストレスが作用することで、耐荷力の増加が図られ水密性が格段に向上する。
2.プレストレス導入に伴い、樹脂アンカー本数(削孔数)を削減できる。
3.局部的な作業空間での施工が可能となる(土中・水中部材の補強などで大掛かりな仮設を要する場合には特に有効。道路供用下での部材補強などでは、交通を妨げない箇所からの施工により道路規制を軽減)。
・コンクリート構造物の拡幅・部材追加
(歩道橋添加、橋台・橋脚基礎拡幅など)
・コンクリート構造物の部材補強
(ケーソン基礎、フーチングなど)
・建築構造物の補修・補強
●拡幅・部材追加
●内部補強
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