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草刈り費用ゼロのコスト縮減工法 雑草防止工法|道路除草工|日本雑草防止工法研究会

NETIS登録番号:KT-160069-VE

 

概要

雑草防止工法は、歩車道境界ブロック・側溝・暗渠型側溝などのコンクリート製品と舗装に隙間を発生させず、雑草の成長を強力に防止する防草機能を有する技術である。
 
従来は、境界ブロックと歩車道舗装部分にできた隙間に雑草の種子が入ると根を張り増殖してしまうことが問題となっていた。
除草作業には多くの維持管理コストがかかり、除草剤を散布すると周りの環境に影響を及ぼす。
 
本工法は、ブロックの一部をカットまたは張り出し構造にして水平部分に突起を設け、ブロックと舗装もしくはコンクリートとオーバーラップさせる構造を採用。
水平部分に設けた長手方向の突起部が、舗装とブロックの噛み合わせ効果を発揮すると同時に雑草の根の成長を妨げる。
防草効果は約25年にわたり持続することが追跡調査から確認されている。
 

雑草防止工法の構造を持つ歩車道境界ブロック
雑草防止工法の構造を持つ歩車道境界ブロック

 
●国土交通省高崎国道工事事務所において試験施工実施(2016年)
●国土交通省「道路における雑草抑制技術」に選定(2022年)
●国土交通省東北技術事務所において試験施工実施(2023年)
 
 

特長

  1. 施工実績700㎞(2022年度末)
  2. 開発から25年経過し、その間常に追跡調査を実施。
    防草効果が25年にわたり持続することが確認された。
  3. 雑草が生えかけても成長途中で自然に枯れてしまうため、草刈り費用ゼロのコスト縮減工法である。
  4. 現場での施工管理は従来工法と同じで大変容易。
  5. 従来のJIS製品の形状をそのまま確保しているため断面欠損がなく、車の衝突・衝撃荷重に対して最も重要な機能である「安心・安全」が確保されている。
  6. 道路の景観美化・環境の改善につながる。
  7. 雑草繁茂による自転車・歩行者の転倒事故が減少する。
  8. 再舗装施工時も従来工事と同じ要領で施工でき、防草機能もそのまま持続する。

 

従来品との比較

比較施工写真 施工後約1年経過 平成20年6月撮影

 
上の比較施工写真では、左側(緑の矢印部分)は雑草防止工法により施工し、雑草が全く生えていないのが確認できる。
一方、右側(白の矢印部分)は通常のブロックで施工し、肌別れして雑草が繁茂している。
 
 

雑草の成長を阻止する仕組み

  1. 雑草のほとんどは、ブロックとアスファルトのわずかな隙間に種子が入り成長する。
    本工法ではブロックに設けたコンクリートの突起が雑草の根の成長を阻止し、雑草を自然に枯らす機能を持っている。

  2. ブロックの突起とアスファルトがかみ合うため、アスファルトに隙間が発生せず、雑草が生えにくい構造となっている。
 

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HP http://weed.impact-inc.jp/

最終更新日:2024-04-11

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