電子カタログ
橋梁用伸縮装置において、止水ゴムの交換が可能な橋梁用小型伸縮装置である。
施工高さを抑制することで施工コストを削減。
残供用年数に対し本体交換(補修)回数を減らし、長寿命化が期待できる製品である。
1.シールゴム交換が可能
本製品は一時的な交通規制のみで短時間にシールゴムの交換を行える伸縮装置である。
(※同社参考値:3.5~7.0m/h施工)
シールゴムの交換は、一時的な交通規制のみで舗装やコンクリートの取壊しは不要なので急速施工が可能になる。(施工時間:1車線あたり、1~2h)
2.シールゴム耐荷重10kN超
標準温度時・寒冷時のシールゴム押込み試験を実証済み。
シールゴム部には土砂や雪氷が堆積し車両通行時にそれらは押込み力となってシールゴムを圧迫し破損の要因となる。
本製品はそれらの力に屈すことなく、長期にわたり止水機能を維持可能にする。
押し込み力を10kNに設定し試験を行っている。
※参照:「新設橋の排水計画の手引き(案)」(国土交通省)
3.施工時間の削減
製品高を75mmとして工事数量を抑制し施工時間の短縮が図れる。
また、製品高が低い事によって、竣工年度が古く薄厚な床版や舗装の橋梁に無理なく取付が可能である。
4.経済的かつ高機能
これまでの突合せ型伸縮装置では止水機能が損なわれると、復旧には補修工事で伸縮装置の更新が必須となっていたが、本製品は本体鋼材が健全であれば土木工事を必要とせずシールゴムの交換ができる。
伸縮装置本体の交換サイクルを延ばし、橋梁の長寿命化に貢献する。
また、構造がシンプルで、止水性・走行性・補修性など伸縮装置の基本的要求性能を満たしている。
「SLJ・F」の地覆、縁石部のプレートは除雪作業時などによる変形、破損が起きた際は交換または修正し再利用することができる。
「二次止水型」は桁下側への漏水を二重のシールゴムで防止する止水性に特化した型式である。
「橋梁用伸縮装置|スーパーリードジョイント SLJ-F(機能回復型橋梁用伸縮装置)|新日本構研株式会社」の資料請求はこちらから