| 新規性 |
重金属対策用の工法としては、従来は遮水シートによる封じ込め工法が主であった。本技術は汚染土壌に含まれる重金属を透水性のシートによって化学的に吸着処理し、環境への拡散を防止する。 |
| 品質性 |
吸着材をシート状に加工している。工場で製品化することにより、均質な吸着層を形成でき、安定した品質性を保持している。 |
| 経済性 |
従来の技術では対策土壌の全面を遮水シートで覆うため、遮水シートの所要数量が多かったが、新技術は対策土壌の底部にのみ設置するため全面を覆うことが不要となり、所要数量が少なくなり経済性は向上する。 |
| 省人化・省力化 |
対策土壌の全面を覆うことが不要となる。そのため、施工工程の低減図ることができ、省人化が図られる。工場生産による均質な吸着層であるため、現場での品質確認が簡略化できる。 |
| 施工性・工期短縮 |
従来の技術では対策土壌の全面を遮水シートで覆うため、シートの所要数量が大きくなり工程日数が多くかかったが、新技術は対策土壌の底面にのみ設置するため、施工性が良く工期の短縮が図られる。 |
| 耐久性・長寿命 |
対策土壌を盛土する際に重機施工によって破損しない強度を有しており、耐久性は十分に備えている。シートに含まれる吸着材も劣化や漏出等を生じることがないため、長期的にも品質が確保できる。 |
| 維持管理 |
敷設後は、土壌汚染対策法に準拠し水質モニタリングを定期的に行う。なお、パデムシートは対策土壌による上載荷重に対して十分な強度を有しており、パデムシート自体の維持管理は不要である。 |
| 景観・美観性 |
対策土壌の底面等に敷設するため、製品そのものは表面および外部には露出しない。よって景観には影響しない。 |
| 環境性 |
対策土壌の浸出水に含まれる重金属を透水性のシートによって化学的に吸着し、環境への拡散を防止する。土壌汚染対策法で規定される第二溶出量基準値以下にすることができる。 |
| CO2削減量 |
薄いシート状であり、敷設面積も従来工法と比べて少ない。そのため仮置き等の目的で使用して撤去する場合にも、撤去時の産業廃棄物量を削減でき、処分に関わる運送等のCO2の削減が期待できる。 |
| 施工の安全性 |
人力での施工が可能であり、重機等との接触がほとんど無いため、安全性は高い。 |
| 特許、審査証明など |
特許番号:特開2020-97029 |
| 施工実績 |
国土交通省 6件、NEXCO、県土木 |
| 適用範囲 |
対象物質:ヒ素・セレン・鉛・六価クロム・フッ素・カドミウム |