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移動式発破防護バルーン(トンネル掘削のサイクルタイムの大幅短縮)|西松建設株式会社

移動式発破防護バルーンの写真

「移動式発破防護バルーン」は、山岳トンネルの発破掘削時に切羽から30m程度の位置に移動式の隔壁バルーンを設置し、飛石を受け止めて切羽付近に封じ込める装置である。本技術を用いることで、坑内設備の退避・防護作業の軽減、ずりの飛散抑制による効率的なずり搬出、粉じんや後ガスの効率的な吸引が可能となり、施工の高速化が期待される。装置一式はトラックに搭載されており、任意の位置で簡便かつ迅速(5分程度)に展開・収納が可能である。

カテゴリトンネル工(NATM)
NETIS登録番号:KT-180084-A

類似技術に対する優位性

新規性 発破による坑内設備の損傷を防ぐための措置として、従来は飛石の届かない範囲まで設備を退避させることや常設設備に対して個別の防護壁を設けることが実施されていたが、本技術によりこれらの措置が不要となる。
経済性 装置の材料費や施工費は増加するが、工期の短縮によって直接工事費が軽減される。
省人化・省力化 発破時の設備の退避や、個別の防護壁の設置が不要となる。
施工性・工期短縮 クラッシャーをはじめとしたずり搬出設備を切羽に近付けられることで、ずり搬出時間が短縮され施工性が向上する。
耐久性・長寿命 バルーンの損傷個所を補修することで、寿命を延ばすことが可能である。
維持管理 バルーンの損傷個所を補修することで、寿命を延ばすことが可能である。
環境性 発破時の騒音が軽減されることが確認されており、労働環境や周辺環境への影響の抑制が期待される。
CO2削減量 トラックを使用することによってCO2排出量は増加するが、ずり搬出時間が短縮されることや設備の退避が不要となることによってCO2排出量は削減される。
施工の安全性 発破時の飛石の散乱範囲が狭くなることによって、安全性が向上する。
特許、審査証明など 特許第6572053号
施工実績 同社施工現場(約10現場)において導入実績がある。
適用範囲 発破掘削を行う区間で使用可能である。バルーンは適用現場ごとに作製するため、トンネル断面の大きさや形状に関わらず設置可能である。

西松建設株式会社

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最終更新日:2025-12-22

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更新日:2025年12月31日 集権期間:2025年10月1日~2025年12月30日 ※当サイトの各ページの閲覧回数を元に算出したランキングです。

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