製品情報
パイロンバリアーは鉄骨梁貫通部の高性能耐火被覆材である。パイロンバリアーを使用することで、吹付けロックウールの場合、1時間耐火で25mm、2時間耐火で45mm、3時間耐火で60mm、必要な吹き厚を12mmでクリアーできる。鉄骨梁貫通部の耐火被覆を薄くできることにより、さまざまなメリットが生まれる。
掲載誌:積算資料公表価格版2023年12月号 p.11
パイロンバリアー使用で得られる主なメリット
[スリーブ径の有効活用]
パイロンバリアーは、貫通孔に対して通常より被覆厚を薄くできるので、スリーブ径を有効に活用できる。よって、設備スリーブの有効面積を最大限に確保することができる。
[補強の重量減に伴う補強費用の削減]
パイロンバリアー使用を見込んで設備スリーブを確定することで、鉄骨梁貫通孔を小さくでき、補強プレートや補強リングも小さいサイズの選択が可能。よって、補強費用を削減することができる。
上記のように、パイロンバリアーは、補強リングとの併用も可能である。
ただし、パイロンバリアーは使用するにあたり条件があるので認定条件の確認が必要(詳しくは問い合わせ、もしくはカタログ参照)。
規格 | 単位 | 公表価格(税別) |
---|---|---|
SMP-50 3時間耐火 厚23mm φ200mm用 | 箇所 | 3,000円 |
SMP-50 3時間耐火 厚23mm φ300mm用 | 箇所 | 3,800円 |
SMP-50 3時間耐火 厚23mm φ400mm用 | 箇所 | 5,000円 |
SMA-40 1・2・3時間耐火 厚12mm φ200mm用 | 箇所 | 2,600円 |
SMA-40 1・2・3時間耐火 厚12mm φ300mm用 | 箇所 | 3,200円 |
SMA-40 1・2・3時間耐火 厚12mm φ400mm用 | 箇所 | 4,000円 |
最終更新日:2023-11-27