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IMANANDAI(イマナンダイ)（工事車両運行管理システム）｜日本コンピュータシステム株式会社

「IMANANDAI（イマナンダイ）」は、クラウド、スマートフォン、GNSSを活用する工事車両運行管理システムである。単なる車両運行管理システムではなく、即座に関連情報を共有できることでコンクリート打設時の生産性を強化し、コンクリートの品質・打設管理および生コン車の安全管理を含めてトータルにサポートする。運用開始時の初期設定が簡単で、簡易運用から本格運用まで対応できることが特長である。また、生コン車のドライバーによる操作を最小限に抑えた運用ができることも特長。生コン車の現在地や運行状況をWeb上の地図で即座に確認でき、プラント・現場の出発・到着時刻等を自動記録する。その他に事前に登録しておいたハザード情報（任意の場所に任意のメッセージ）を走行中のドライバーに音声で知らせたり、急発進回数などを基にエコ運転か否かの判定し生コン車のCO2排出量（概算値）を算出するなど、多彩な機能を備えている。

カテゴリ：施工管理
NETIS登録番号：CB-230030-A

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類似技術に対する優位性

新規性	生コン車のCO2排出量（概算値）をGNSSで取得した実走行距離によるデータから算出できる。生コンJIS伝票に記載される情報をOCRにより自動読み取りしデータ化して登録できる。
品質性	生コンの打ち重ね時間管理機能によりコールドジョイントの発生を低減。受入検査時の黒板からスマホのカメラで検査結果を読み取り、すぐにデータ化。コンクリート打設後の品質管理の向上に寄与。
経済性	打設作業全体の統括管理、打設記録、品質帳票作成。確認業務を行う元請職員の労働時間が短縮され労務費が削減でき、従来技術に比べ15.12%向上する。
省人化・省力化	ジオフェンス（仮想的な境界線で囲われたエリア）の利用により、生コン車の入退場記録の自動化・スマートフォンのカメラ利用による手書き文字の自動取り込み
施工性・工期短縮	クラウドに情報が一元化されることで打設状況の確認が容易である。コンクリート打設後の事務所作業において打設完了報告書作成が容易となり、従来技術と比べて作業時間を40%削減。
環境性	前方を走行する工事車両との時間間隔や距離を自動音声で通報することで連行運転を防止できるため、騒音や振動、粉じんなど周辺環境へ与える影響を低減でき、また渋滞回避と一般走行車への負担も低減できる。
CO2削減量	実走行距離用いたCO2排出量（概算値）の算出により、適切なCO2排出抑制対策を実施でき、省エネ運転の見える化をして、排ガスなどの周辺環境へ与える影響や地球温暖化に与える影響を低減できる。
施工の安全性	誘導員等を配置しない場所でもスマートフォンからの自動音声通知によりドライバーへ注意喚起できる。また、誘導員等を配置した場所でも注意喚起を見落とす可能性が低減できる。
特許、審査証明など	特許第7325676号
施工実績	国土交通省 1件、その他の公共機関 5件、民間など 1件
適用範囲	生コン運搬。施工量、規模は問わない。特に効果の高い適用範囲は、生コン車の運行台数が多い現場騒音や振動、排ガスなど周辺環境への配慮が必要な運行ルートを通る現場、交通渋滞が懸念される運行ルートを通る現場。