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長期耐久性止水工法 STTG工法|コンクリート工|一般社団法人STTG工法協会

NETIS登録番号:(旧)KT-140103-A
注入設置基準
注入設置基準

概要

STTG工法は、コンクリート構造物の継ぎ目・ひび割れなどから発生する漏水を、確実に止水して長期耐久性を維持する止水工法である。
従来の工法は、付着性・伸びがほとんどないため、継ぎ目などの変位に追随せず、短期間に再漏水するという課題があった。
そのため、伸び・付着に強い石油樹脂・アクリル樹脂系材料(アルファー・ゾル-STTG)を主材とした長期耐久性に優れた「STTG工法」を開発した。
この工法は、吸水性ウレタンプレポリマーを含有する硬化促進剤を注入直前に主材と攪拌混合することにより、硬化時間を画期的に早めた特許工法である。
漏水が止まっている箇所から大漏水まで幅広い漏水状況に適用可能であり、さらに長期耐久性を有することで維持管理のコスト削減を図れる。

概要

 
 

注入材料の要求性能

項目 要求性能 備考
伸び性能 200%以上 塗膜系建築屋上防水材と同等の伸びを有するように設定
(幅1㎜のクラックが補修後に地震等で幅3
㎜まで拡大した場合でも、追随できる)
引張強度 0.5N/mm²以上 水深50m以上の水圧に耐えられることを想定し、
0.5N/mm²以上の引張強度と設定
付着強度 付着強度≧引張強度 コンクリートと止水材の付着は、変位により材料が伸びて破断するよりも強く付着していれば、
引張強度が有効に発揮できることから設定
ゲルタイム 5分~20分 クラックに行きわたるまでは流動性を保ち、行きわたった後に速やかに硬化するように、
ゲルタイムを設定

 

適用条件

項目 備考
ひび割れ・打継目の幅 0.2~20㎜程度
コンクリート構築厚さ 20㎝程度以上
作業条件(温度) 作業環境 0~40℃程度
その他条件 塩分混入(問題なし)/油分・強酸が混入している場合は検討が必要/
大漏水への対応(特殊治具事例(下図参照))

 

適用された主な施設

適用された主な施設

 

施工実績

工事場所 止水延長(2023年3月末現在)
ダム/下水道設備/鉄道設備/高速道路設備/
地中送電洞道・変電所・発電所など
20,882m
 

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住所 〒 146-0095 東京都大田区多摩川2-8-1 TDS多摩川事業所1F TEL 03-6715-4395 FAX 03-6715-4396
HP https://www.sttg.or.jp/

最終更新日:2024-04-10

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