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鉄筋出来形自動検測システム|施工管理|株式会社日立ソリューションズ

NETIS登録番号:KT-230214-A
測定状況
測定状況
アプリケーション上の鉄筋計測画面
アプリケーション上の鉄筋計測画面

 

概要

従来の鉄筋出来形計測は、準備・計測・立会検査・写真撮影・片付け・写真の管理・帳票作成等が手作業で行われており、かねてより省力化が求められていた。
 
本技術は、土木・建築現場において、市販のタブレット端末と深度カメラを用いて撮影した画像から、自動的に鉄筋の本数と鉄筋ピッチを抽出・計測することで、配筋の出来形確認の効率化を支援する技術。
 
画像とタブレット端末に表示した計測結果を、タブレット端末からクラウドに送信し、クラウド側システムにて自動で帳票を作成することもできる。
 
 

使用機器

使用する機器は、深度カメラ(2つの赤外カメラでステレオ視することにより、物体までの距離や形状を認識できるカメラ)を搭載したタブレット端末。
 
鉄筋計測の専用機器は不要で、機器の総重量も1kg以下と可搬性に優れ、撮影時の負担もほとんどない。
 
 

特長

  1. 事前準備と片付けが不要で、計測時間と帳票作成時間も短くなることで工程の短縮を実現。同社と三井住友建設株式会社の検証では作業時間を1/3短縮できることを確認した。
  2. ヒューマンエラーによる測定誤差がなくなり、品質の向上が図れる。
  3. 今まで補助職員が担っていた事前準備と片付けが不要となり、経済性の向上につながる。
  4. 計測から帳票作成までの時間が短縮されるので、施工性が高まる。
  5. 鉄筋の切断面や結束線による切り傷や挟まれ等、移動時の転倒の危険性が低減され、安全性の向上が図れる。

 
 

適用条件

  1. 自然条件
  2. タブレット端末が正常に動作する気温(5℃~35℃)、湿度(45%~85%)の範囲内。

  3. 現場条件
  4. 計測対象の鉄筋から、1m~1.5mの距離で撮影できること。インターネットへの接続が可能な通信環境があること。

 
 

適用範囲

  1. 適用可能範囲
  2. D13~D51までの異形・ネジ型鉄筋

  3. 効果が高い範囲
  4. 配筋検査対象が多い工事
    配筋検査を高頻度に行う工事

 
 

施工方法

  1. 鉄筋の撮影
  2. 深度カメラと接続したタブレットで鉄筋を撮影する。

  3. 鉄筋の抽出
  4. アプリケーション上で、深度カメラの情報を基に画像内の鉄筋の形状や位置を把握し、計測対象の鉄筋を画解析により抽出する。

  5. 計測
  6. アプリケーション上で抽出した鉄筋を計測する。

  7. アップロード
  8. アプリケーションから計測結果をクラウド環境にアップロードする。

  9. 帳票出力
  10. クラウド環境から帳票を出力する。

 

鉄筋の撮影→鉄筋の抽出→
鉄筋の撮影→鉄筋の抽出→
→計測→アップロード→
→計測→アップロード→
 →帳票出力
 →3帳票出力
 

最終更新日:2024-04-15

「鉄筋出来形自動検測システム|施工管理|株式会社日立ソリューションズ」

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