簡単な施工、かつ高強度
高さ1.1mの止水塀
概要
ミヤコWGⓇ(ウォーターガード)は独自構造のコンクリート製【柱】と、その支柱に差し込むコンクリート製の「耐圧板」で塀を構築(組み立てる)することにより、いざという時に水の浸入を防ぐプレキャストコンクリート製品である。
特長
- 高さ1.1mの止水塀
組立式の塀でありながら、最大高さ1.1mもの水圧に耐えられる高強度の塀。
例えば水ではなく、土砂流出入防止対策や単純に土留め施工の場合でも、他の工法に比べ施工コストの優位性は失わない。
- 塀素材であり、フェンス用基礎でもある
高さ1.1mもの水圧に耐えられる塀であり、地面(GL)から高さ3mのフェンスに対応できるフェンス基礎である。
上部のアルミフェンス用支柱穴にフェンスを建てれば、そのまま浸入防止柵として機能する。
他の止水工法のように特大クレーンなどは必要なし。
施工スピードの向上による効果で、施工コストの大幅な削減を実現。
- 柱を建てて、柵板を差し込む
「柱を建てて、柵板を差し込んで塀を構築する」という考え方は、“鉄筋コンクリート組立塀(万年塀)”から受け継がれ、「フェンスウォールⓇ」へと発展した。
都建材工業は鉄筋コンクリート組立塀やフェンスウォールⓇの製造で培った技術で、高強度で組立式「ミヤコWGⓇ(ウォーターガード)」を完成させた。
施工方法
①柱基礎用の堀削作業
②柱の建て込み根固め
コンクリート打設
③耐圧板設置(1段目)板上部に
シリコンコーキングを充填
④2(3)段目の耐圧板を
重ねるモルタルで縦目地打ち
⑤縦目地にシーラー塗布
その後シリコンコーキング材で縦目地打ち
⑥施工完了