熱中症予防IoTサービス　Around Now!｜施工管理｜NSW株式会社

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熱中症の危険度をクラウド上で可視化

熱中症予防サービス「Around Now! Mobile Edition（アラウンドナウモバイルエディション）」は、暑さ指数（WBGT）センサーとモバイル端末を連携して熱中症の危険度を表す暑さ指数を可視化し、熱中症予防対策をサポートするIoTサービスである。
センサーと専用アプリケーション、クラウド上の管理画面をワンセットで提供している。

NSWは暑さ指数の活用に着目し、設置した周辺の暑さ指数を可視化するサービス「Around Now!」の提供を2021年に開始。
工場内や学校内などにおける熱中症・感染症予防サービスとして実績があり、ユーザーからの“センサーを設置した場所だけでなく、移動の多い屋外作業者周辺の暑熱状況を把握したい”といった声に応えモバイル版をリリースした。

熱中症対策の義務化対応の一環として

労働安全衛生規則が改正され、「暑さ指数28度以上または気温31度以上の環境下で、連続１時間以上または１日４時間以上の実施が見込まれる作業」に対し、熱中症対策の義務付けが始まった。
Around Now! Mobile Editionでは暑さ指数のデータをリアルタイムで見ることができ、熱中症の危険度が高まるとメールでアラートを通知する機能も備わっているため、熱中症の危険度に応じた対策として役立てることができる。

●義務化についてコラムでも配信

システム構成

専用のアプリをモバイル端末へダウンロードし、作業者がセンサーを装着するだけで、管理者はモバイル端末を経由した計測データをリアルタイムで確認できるため、休憩指示や作業中止といった判断もスムーズに行うことができる。
夏季は、イベント会場や運動場、建設・工事現場などの屋外環境における熱中症対策、それ以外の季節でも熱処理を伴う現場の熱中症対策として、一年を通した利用が可能である。

現場の位置を表示するMAPオプションを追加でき、危険度の高い現場の位置情報を把握することも可能となる。