NETIS登録番号:KT-220216-A
製品写真
施工風景
概要
キナンのTrimble SiteVisionは、リアルタイムで現地映像と3D設計データを重ね合わせることができる映像表示システムである。
本製品は、GNSS(Global Navigation Satellite System/全球測位衛星システム)、EDM(Electronic Distance Meter/光波距離計)、バッテリー管理システムを搭載した、片手で持てる軽量な一体型システム構成である。
特長
- BIM/CIMを活用した監督・検査の効率化(段階確認)
床掘が終わった時点で、設計図面と起点、終点が合っているか、既設構造物と設計の取り合いの確認等、効率的な段階確認が可能。
- 対外説明(関係者協議、住民説明、広報等)
具体的な設計イメージの共有によりスムーズな関係者協議、住民説明が可能。
既設構造物からの距離が決まっている場合、施工する前に本製品の測定機能や検測ロッドを置いて、距離が確保できているかの確認ができ、構造物の床掘や設置位置の確認を丁張りの設置が必要なく可能である。
- ICT建機導入データの見える化
ICTブルやバックホウに導入したデータはオペレーターからはモニターで確認できるが、監督がデータを確認する際は建機のモニターを見る必要がある。
本製品を使うことにより、建機のモニターを見なくても、導入したデータを現地映像と重ね合わせて見ることができ、工事の進捗やデータの整合性の確認を行うことが可能となる。
- 3D設計データと現地画像を重ねた写真の記録
スクリーンショットや映像の記録機能を使って、3D設計データと現地の画像を重ねた写真を保存し、協議資料などに添付することで、誰にでも分かりやすい資料を作成することが可能。
- 現地での出来形ヒートマップの確認
出来形評価により作成したヒートマップを重ねることにより、現地で実際の出来形をヒートマップ化して出来形精度を確認することが可能。
- 工事成績評定点アップ
国土交通省発注工事において、ICT活用の計画、BIM/ CIM活用工事を実施した場合には、工事成績評定において加点評価が期待できる。