電子カタログ
FTマッドキラーは、PS(ペーパースラッジ)灰を基材とした吸水性の高い「無機吸水系土質改良材」である。
吸水系であるため「どろどろの土」と混ぜるとすぐに「さらさらの土」に改良できる特長がある。
この「さらさらの土」は、セメント系や石灰系の改良材と比較して㏗を低く抑えることができ、盛土材、基盤材などその利用・活用範囲が広い。
1997年に現場採用以来、主な実績は、国土交通省56件、農林水産省15件、地方自治体417件および民間等291件である(2022年3月現在)。
1.無機吸水系改良材
材料は無機多孔質で吸水効果を主体とする物理的な改良である。
2.混合直後に改良効果が発現
養生は必要なく、すぐに所定の強度を発現する。強度確認もすぐにできるため簡単である。
3.どんな土でもOK
粘性土、砂質土および腐植土など全ての土質に対応可能である。
改良土でも可能である。
4.環境にやさしい
セメント系や石灰系の改良材と比較してpHを低く抑えることができ、環境への影響は少ない。
5.再利用しても強度低下しない
処理土を仮置きして、再度本工事に利用してもほとんど強度低下はない。
6.何回でも改良可能
改良土にも追添加が可能で強度増加が図れる。
・河川、水路、湖沼、ダム、ため池、港湾などの浚渫土改良
・泥土圧シールド、推進、杭工事などの排泥改良
・埋設廃棄物土砂、木質混合土砂、津波堆積土砂などの分別作業の前処理
・道路、仮設道路や仮設施工ヤードなどの浅層混合改良
なお、本技術は国土交通省関東地方整備局のテーマ設定型(技術公募)「建設発生土(河川浚渫・掘削土等)を活用した盛土材料(通常堤防・高規格堤防)としての改良技術、無害化技術(不溶化)」に令和 2年6月17日付で選定された。
「固化材|無機吸水系土質改良材 FTマッドキラー工法|株式会社フジタ」の資料請求はこちらから