落石防護柵簡易アングルフェンス｜落石防護柵｜松尾工業株式会社

急斜面にも容易に設置可能

立木を残して施工でき、景観保全に有効

概要

「簡易アングルフェンス」は、一般の落石防護柵に比べ、非常に簡易な防護柵である。

簡易なため低価格で施工期間も短いが、落石防止効果は高く、小規模な落石対策に有効である。

急斜面やコンクリート構造物等が設置しにくい場所にも容易に設置できる。

また立木を残して施工することができるため、自然保全も期待できる。

岩用タイプと土中用タイプの２種類がある。

立木を伐採せずに施工できる

特長

斜面上にある転石を道路際で受け止めると、大きなエネルギーが発生し、防護工の規格が大きくなる。

また、斜面上に落石防護柵を設置する場合、モノレールによる部材の運搬、アンカー打設では足場等が必要になり、樹木伐採等も含めると工費が高くなってしまうという問題点があった。

「簡易アングルフェンス」は、全ての部材が軽量化されているため、モノレールによる運搬が不要で、アンカー打設もロープ足場で対応できる。
そのため、一般的な防護柵と比べて工事費の大幅なコストダウンが図れる。

損傷しても復旧が早く、立木を残しての施工が可能で、自然環境保全にも有益である。

ポケット式や覆式の落石防護網から抜け出した落石を捕捉するために設置されることもある。