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高トルク型中圧噴射機械攪拌工法(MITS工法 CMS-Sシステム)|深層混合処理工|MITS工法協会

NETIS登録番号:QS-190020-VE
MITS工法 CMS-Sシステム

施工状況

MITS工法 CMS-Sシステム

中圧噴射状況


概要

「MITS工法 CMS-Sシステム」は、高トルク仕様の小型地盤改良機を基本とするスラリー中圧噴射と特殊撹拌翼の2つの撹拌システムを併用した新しい原位置地盤改良システム。
従来のCMSシステムとタイプの異なる専用機を用いて、撹拌トルクアップにより粘性土地盤N値15まで、砂質土地盤N値30までに適用範囲の拡大を図っている。
 
改良径はφ800〜1600mm、打設長25m程度の施工が可能。スラリー中圧噴射と特殊撹拌翼による撹拌混合により周辺変位を低減するとともに、改良体の品質および撹拌効率が向上する。
さらに、施工時間を短縮できることにより経済性の向上が図れる。
 

 

特長

1.改良機は小型軽量で、狭小な現場でも施工可能。
2.改良径は最大φ1600mmまで施工可能。
3.最大打設長25mでの施工が可能。
4.N値30の砂質土やN値15の粘性土などの硬質地盤に対応可能。
5.コスト縮減が可能。

攪拌翼+スラリー噴射概要図

 
 

セメントスラリーは、ロッドに取り付けられた超硬ノズルより攪拌翼端部に装着されている逸走防止板に向けて噴射され、スラリーの逸走防止を図るとともに、噴射エネルギーにより攪拌混合効率の向上、および改良土の流動性向上により盛上り土の排出促進効果が期待でき、周辺地盤の変位低減を図ることが可能である。


 

本技術採用時の効果およびメリット

  1. 改良機は最大26tなので軟弱地盤での足場仮設が容易。
  2. 攪拌翼+スラリー中圧噴射攪拌のため、周辺地盤の変位を低減するとともに、土の共回りが発生せず高品質な改良体の造成が可能。
  3. 小型機械でありながら、硬質地盤に対応し、最大径φ1600mmが可能。

 
 

仕様・性能

●適用改良径(粘性土)

仕様・性能 適用改良径(粘性土)

 
●適用改良径(砂質土)

仕様・性能 適用改良径(砂質土)

 

施工手順

①据付
施工手順 据付

②貫入・攪拌(正回転)
施工手順 貫入・攪拌(正回転)

③引上・攪拌(逆回転)
施工手順 引上・攪拌(逆回転)

④造成完了
施工手順 造成完了



 

 

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最終更新日:2024-09-18

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