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掘削土にセメントミルクを添加攪拌し、ソイルセメント(再資源)として溝内に打設する掘削土再利用の連壁工法(再利用率は平均60%程度)。
1.掘削残土処理費を大幅に低減できる。
2.基本エレメントを1ガットにすることで、安定液プラントの簡素化・省力化が図れる。
3.ソイルセメント製造を場内で行うため、打設時間が自由に設定できる。
4.ソイルセメントを地上プラントで製造するため撹拌効率が良く、原位置攪拌工法と比較し、セメント添加量を低減できる。
5.等圧壁のため、芯材ピッチに制約がなく、経済的な設計が可能。
●CRM-W:掘削土再利用連壁工法(RC連壁の掘削施工技術を利用する工法)
●CRM-P:大口径柱列ソイル工法(全回転型オールケーシング杭の掘削施工技術を利用する工法)
・ソイルセメントは地上混練により、任意の強度で均一な製品として製造される。
・RC連続壁の精度管理技術で掘削するため、高い垂直精度が確保できる。
・壁のジョイント部は、ソイルセメントをカッティングするため、高い止水性が確保できる。
・各種RC連続壁掘削機の仕様により、あらゆる地盤に対応できる。
・土質状況(先端不透水層)の確認が容易にできる。
工法種類 | 堀削機種 | 施工深度(m) | 施工壁厚(㎜) |
CRM-W | ロッド式油圧バケット掘削機 | Dp≦55 | t=600~1200 |
懸垂式油圧バケット掘削機 | Dp≦55 | t=500~1200 | |
懸垂式電動油圧バケット掘削機 | Dp≦70 | t=600~2400 | |
水平多軸回転式掘削機 | Dp≦70 | t=640~2400 | |
CRM-P | オールケーシング掘削機 | Dp≦40 | t=1000~3000 |
Dp≦50 | t=1000~2000 |
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最終更新日:2024-09-18