NETIS登録番号:KT-160049-A
製品写真
切断作業の様子
概要
本製品は、鋼材の溶断に使用する燃料を可燃性ガス(アセチレンガス・プロパンガス)から、液体ガソリンとした鉄溶断機である。
燃料タンクに防爆機能を有し作業中の逆火・爆発を防ぐため、作業環境をより安全にする。
溶断能力は可燃性ガスでの作業と同等以上であり、現在は、鉄リサイクル業や公共工事に採用され、2008年より消防の救助工作車へ順次搭載されている。
特長
- 安全性
- 逆火の危険性がないため作業者にとって安全である
- タンク内に防爆材料が詰められており爆発の心配がないため、作業現場ほか近隣地域への安全確保ができる
- 経済性
- 使用燃料であるガソリンはアセチレン等と比較して安価である(アセチレン7m³の作業量≒レギュラーガソリン10Lに該当するので、約50〜60%のコスト削減ができる)
- 使用にあたっては、免許資格は問われない
- 作業性
- T10Nタンクは10L満タン時12kg、YC3Bタンクは3L満タン時4kgとポータブルで移動が容易である (高所作業の場合は酸素ホースのみを延長し本体を作業場所へ移動する必要あり)
- トーチは切断能力によって3タイプあり、約700gと軽量である
- 使用燃料はレギュラーガソリンのため、簡単に調達が可能
- 切断能力
- 3~300mm厚の鋼板の切断可能
- 重ね切りや土留めシートパイルの切断も可能
- さびや亜鉛メッキのハネが少なく、調整なしで切断が可能
- 燃焼効率が高く、ノロがつきにくい
使用例
救助工作車に搭載
H形鋼切断
水道管工事
橋梁耐震装置の撤去
製品仕様