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住宅建築用ミニ・クローラクレーン U-CUBE｜建設機械機器｜古河ユニック株式会社
第55回機械工業デザイン賞IDEA
日本デザイン学会賞受賞
液晶ディスプレイ
狭小建築施工の課題を解決
特長
- 伸縮型起伏ブームの採用
入れ子式の伸縮型（テレスコピック式）ブームの採用で、従来のミニ・クローラクレーンでは届かなかった建物の奥側へのアクセスが容易に行え、架空線や足場などをかわして資材搬入が可能となった。
- 優れた小回り性能
両機種ともに格納状態での本体全幅は1,500㎜。
幅約２mの直角通路を走行可能（URW7035C4-HC1のみ）。
大型のクレーンが入り込めない現場でのクレーン作業が可能となる。
- 「脱出モード」を搭載
通常のクレーン・アウトリガ操作の制限を解除し、狭い隙間にクレーンを通して現場から撤収する際に必要な操作のみが行える「脱出モード」を搭載している。
起伏・折曲ブームの起伏操作、ブームが展開している状態でのアウトリガ操作、走行中のクレーン操作、フックの巻上・巻下操作が行えるので、省スペースで格納・撤収作業を行うことができる。
- 多彩なアウトリガの設置パターン
- 様々な作業姿勢を選択可能
両機種ともに、アウトリガの張り出し位置を前方各５位置、後方各６位置の選択が可能。
また、同社の乗車型ミニ・クローラクレーンでは初めてアウトリガに２段折曲式を採用した。
アウトリガのロックピンの位置で、張り出し状態を６パターン選択でき、前方各30パターン、後方各36パターンの多様な張り出しパターンでの設置が可能。
アウトリガ設置パターン
２段折曲式アウトリガ
- 建物内にも設置可能で、道路の通行止めが不要
２段折り曲げ式アウトリガの採用で、どのアウトリガの状態でも、一般的な住宅基礎の高さ（約450㎜）をまたいで設置することが可能。
建物内にも設置可能で、道路を封鎖することなく作業を行うことができる。
道路の通行止めを行う必要がないため、もし通行止めができない場所でも作業が可能。
- 選べる作業姿勢（URW7035C4-HC1）
URW7035C4-HC1の起伏ブーム※の作業姿勢は、85°、90°、95°の３種類から選択して作業することができる。
選択した角度によりクレーンの性能は変化するため、つり上げ能力を重視したい場合は85°、最大作業半径を確保したい場合は95°、バランスを求めたい場合は90°と、施工現場の求める能力により選択可能。
選べる起伏ブーム角度
※URW7055C4-HC1の起伏ブーム角度は87
- 先進のクレーン監視システムを搭載
- 液晶ディスプレイでクレーン状態を常時監視
液晶ディスプレイでは、作業姿勢に応じた定格荷重や負荷率などが確認できる。
つり荷重の表示単位は、ミニ・クローラクレーン同様10㎏単位と高精度。
定格荷重は、アウトリガの張り出し状態によって前後左右それぞれ変化するが、アウトリガの設置位置を検出し、定格性能を自動で判別する。
多様なアウトリガの設置パターンに全て対応しており液晶ディスプレイで確認できるため、現場の安全作業をバックアップできる。
液晶ディスプレイ
多様なアウトリガの設置パターンも自動判別
- フロントビュー
液晶ディスプレイでは、機体の前方カメラの映像も確認できる。
走行モードでは、クレーン本体の車幅を示すガイド線も表示されるため、狭い通路でも安全に走行可能。
- 液晶ラジコンJOY
連動操作性に優れるジョイスティック式ラジコンにも対応。
本体から離れた場所でも、常にクレーンの状態を確認しながら作業を行うことができる。
- 充実の安全機能
クレーン操作中のアウトリガ操作や走行操作など誤操作を防止する各種インターロック装置や、走行時の安心をバックアップする機能を搭載している。
［例］クレーン・走行レバーインターロック装置、クレーン・アウトリガインターロック装置、アウトリガ未接地時インターロック装置、コラム・起伏ブームリンクピンインターロック装置、アウトリガピンインターロック装置、前照灯、走行用回転灯、点滅灯（ブーム先端）など
- 稼働事例
基礎内への設置
建物内への設置
通行止めが不要
４階建て住宅や低層階ビルへの施工
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最終更新日：2025-10-27
