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摩擦低減材 ラブケミカ®|型枠関連溶剤・コート剤|日本化学塗料株式会社

ラブケミカ®施工例
ラブケミカ®施工例
引抜き時に周辺摩擦を大幅に低減
引抜き時に周辺摩擦を大幅に低減

 

概要

「ラブケミカ®」は、日本化学塗料㈱が独自に保有する鋼矢板用止水材「パイルロック®」の吸水膨潤技術を応用して開発された摩擦低減材であり、1991年に上市している。
ラブケミカ®をH形鋼、鋼矢板、基礎杭などにあらかじめ塗布・乾燥して施工すると、塗膜が地中の水分や周辺固定液を吸収して膨潤体を形成する。
この膨潤体が潤滑層として働き、被塗物表面にかかる摩擦を著しく低減させるため、以下の用途に最適である。
 
●鋼矢板やH形鋼等の両面に塗布し、地盤との固着を防ぐことで、引抜きを容易とする摩擦低減用途
●基礎杭における負の摩擦力低減対策や載荷試験用途
また、アルカリ領域のみで機能を発揮する「ラブケミカ® AL」もラインアップされている。

鋼矢板引抜き状況
鋼矢板引抜き状況
負の摩擦力対策杭施工状況
負の摩擦力対策杭施工状況

 
 

特長

1.液体塗料状で、1液・1回塗り・低臭と取扱いが容易
2.専用ラインが不要で、工場や現場でローラー塗布が可能
3.乾燥が早く、硬い塗膜のため、被塗物の取扱いが容易
4.中性土壌、地盤改良土壌など幅広い土壌で効果を発揮
 
 

H形鋼の引抜き試験結果

H形鋼の引抜き試験結果
打設から16時間経過後に測定
打設から16時間経過後に測定

 
 

塗装作業手順

1.対象物を塗装場所に搬入し、ほこりや汚れ、油分、水分などを除去して乾燥する。
2.調整した本製品をローラーまたはハケで塗布する。
3.雨水のかからない場所で乾燥し、塗布範囲などの外観検査を行う。
 
●塗布量:1~3kg /m²
●荷姿:ラブケミカ®18kg、ラブケミカ®用シンナー16L
    ラブケミカ®AL18kg

ハケ塗装
ハケ塗装
ローラー塗装
ローラー塗装

 
 

摩擦低減のメカニズム

ラブケミカ®に配合された高吸水性ポリマーが、周辺土壌の水分を吸収・膨潤することで潤滑層を形成し、地盤との摩擦力を低減させる。

メカニズム概要図
メカニズム概要図
引抜き後の鋼材表面(左:ラブケミカ®塗布、右:未塗布)
引抜き後の鋼材表面(左:ラブケミカ®塗布、右:未塗布)
 

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住所 〒 252-1111 神奈川県綾瀬市上土棚北4-10-43 TEL 0467-79-5711 FAX 0467-79-5477
HP https://www.ncpaint.co.jp/

積算資料(単価情報)

掲載価格の条件 >
品名 規格 単位 公表価格(税別)
型枠関連溶剤 ラブケミカ 潤滑剤・負の摩擦低減材 内容量18kg - -
ラブケミカAL アルカリ領域用摩擦低減材 容量18kg缶 51,000円

最終更新日:2025-03-13

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