各種型枠とは
<資材の概要>
埋設型枠は、コンクリート打設後、型枠を解体せずそのまま埋設して使用する。
コンクリート用型枠は、型枠用合板の代用となる製品で、リサイクル可能な再生古紙、再生プラスチック製の製品がある。
打込み型枠は、型枠用合板と同様に敷き込み、コンクリート打設後は撤去する必要がない。
化粧型枠は、コンクリート表面に模様をつけるため表面を加工した型枠で、発泡ポリスチレンをはじめ、様々な材質、模様の製品がある。
型枠用透水・剥離シートは、コンクリート打設時に型枠の内面に取り付けるシートである。
<資材の種類・規格>
各種型枠等の材質は以下の通り。
1.埋設型枠
鋼製、紙製
2.コンクリート用型枠
再生古紙製、再生プラスチック製
3.打込み型枠
発泡ポリスチレン製、ポリプロピレン製
4.化粧型枠
発泡ポリスチレン製、発泡ポリウレタン製、発泡スチロール製、紙製等があり、ハツリ、石積み(布積み・谷積み・乱積み他)、木目、割レンガ等の模様があり多様である。
5.型枠用透水・はく離シート
ポリエステル製、ポリプロピレン製、ポリエチレン製
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<資材の特徴>
1.埋設型枠
そのまま埋設するため、解体手間が省ける。
2.コンクリート用型枠
製品使用後は、回収され、再度、製品にリサイクルされる。
3.打込み型枠
コンクリート打設後の撤去が不要で、パネルは断熱性能を有する。
4.化粧型枠
コンクリート表面に各種の模様を施すため、自然環境等周囲との調和を図り、景観に配慮した仕上がりとなる。はく離性の優れた材質の使用により、表面がきれいに仕上がる。
5.型枠用透水・はく離シート
シートを通してコンクリート中の余剰水や空気を型枠外へ排出し、表面の気泡あばた発生を抑え、高強度で耐久性のある構造物に仕上がる。