速度表示規制板装着例
分電盤・制御盤装着例
「ドライキーパーmini」
結露防止シート
電子制御基板内蔵の外置き筐体が増加している。環境変化で厄介なのが結露、湿度対策である。
空気中の湿度(水分)の上下で筐体内壁面に結露し、電子機器の故障要因や筐体の錆びによる防水機能低下を招くこともある。
シリカゲル等吸湿材は、能力が大きいほど飽和時間が短く、交換が必須であった。
「ドライキーパー」は設備筐体用に製品化された結露防止シートで、結露防止のメンテナンス間隔を長期化できる大きなメリットがある。
特長
- 結露を防止し、筐体の内側での錆び発生を抑制する
筐体内の相対湿度を露点(相対湿度100%以上)以下に抑え、温度変化による露点変動に追従して結露を防いでいる。
電子基板への滴下の防止、筐体の錆び発生の防止、銅端子金属の錆び防止などに効果がある。
- 電源が不要
アクティブな湿度コントロールである、空調機や加熱ヒーター、湿度コントロール素子は常時通電が必要である。
エコの観点や、通電開始前の状況も考慮に入れると、薄い板状の調湿シート「ドライキーパー」の吊り下げ設置のみで結露防止が図れることは省エネ効果が大きい。
- 長期にメンテナンスがフリーとなる
他の吸湿剤とは異なり、「ドライキーパー」は結露防止シートであり、筐体内が高湿度になると吸湿し、低湿度になると放湿して次の変化に備える。
他の吸湿剤が2週間~2カ月位でチェック・交換するのに対し、「ドライキーパー」は初期の設計枚数を設置すれば、機器の点検サイクル時に長期に交換の必要がなくなる。
すでに10年以上の使用実績もあり信頼がある。
- 設置が簡単である
製品寸法が5 サイズに拡張され、より選択肢が広がった。
「A4サイズ」300×210×2mm(袋サイズ:330×225mm)
「A5サイズ」210×150×2mm(袋サイズ:240×165mm)
「A5Lサイズ」300×105×2mm(袋サイズ:330×125mm)
「ドライキーパーmini」15×15×2mm(袋無・粘着剤付)
「名刺サイズ」100×50×2mm(袋サイズ:115×75mm)
いずれも、筐体や機器の設置スペースに対し、容積から適正枚数を計算し、簡単に設置が可能である。
対象施設
ネットワーク化が進むETC検知レーン、非常電話、監視カメラ、速度表示板などの機器を、日照による外気温の変化や梅雨、降雪に起因する結露から予防保全できる。