電子カタログ
「函渠・開渠を地中に敷設する特許工法 オープンシールド工法|排水構造物工|オープンシールド協会」の資料請求はこちらから
オープンシールド工法は、オープンシールド機を使用してプレキャスト製品のボックスカルバートやU型開渠を地中に敷設する工法である。
特に家屋が近接した狭い場所での水路や河川の新設・改築に適しており、軟弱地盤・地下水のある地盤での施工、重要施設(鉄道、国道、橋脚など)に近接した施工が可能であり、限られた用地の中で安全、確実、経済的な急速施工を得意とする工法である。
構造物近接により鋼矢板などの土留が施工できない場所で多く採用されている。
1.急曲線施工が可能。
2.家屋などに近接施工が可能。
3.軟弱地盤、帯水層でも施工可能。
4.シールド機上部は交通開放可能。
5.騒音、振動が少ない。
6.施工幅が小さいため建設残土が少なく環境に優しい。
7.地下埋設物の下越施工が可能。
8.既設水路の改築施工が可能(通水を確保)。
9.施工帯が移動し、周辺住民への迷惑度が少ない。
10.シールド機は地中残置可能(多年度分割施工可能)。
11.安全で経済的。
12.鋼矢板土留のような根入れが不要。
実 績:1239件(令和6年3月末現在)
最大断面:□-7.0m×5.0m
□□-(3.5m+3.5m)×3.5m(二連BOX)
U-5.6m×1.6m
UU-(4.5m+1.9m)×3.75m(二連開渠)
最小断面:□-0.7m×0.7m
U-0.5m×0.9m
円形管渠:φ1100
上部開放型のオープンシールド機を土留として使用する。
地上からバックホウで掘削し、函体はクレーンで据付ける。
シールド機は敷設した函体を反力にして油圧ジャッキにより推進し、シールド機後方の函体上部を直ちに埋め戻す。
以上の工程を繰り返して函体を敷設する。
函体の両側部および底部の3方向のテールボイドに裏込注入材を充填する。
オープンシールド機の前進中の姿勢測量管理において、自動追尾型トータルステーションによりオープンシールド機に設置した全周プリズムの位置情報(X,Y,Z)を随時計測。
また、オープンシールド機に設置した二軸傾斜センサーによる計測値により補完し、リアルタイムにオープンシールド機の正確な姿勢および位置を把握できる測量システムである。
2023年、国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録された。
(NETIS登録番号:KT-230172-A)
「函渠・開渠を地中に敷設する特許工法 オープンシールド工法|排水構造物工|オープンシールド協会」の資料請求はこちらから
最終更新日:2024-08-20