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非開削マンホール更生・防食技術 MLR工法(Eタイプ・Gタイプ)|維持管理|MLR協会

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概要

MLR(Manhole Lining Renewal)工法は、マンホールに 強度と防食性を付与し、耐用年数を向上させる更生技術である。
この工法は、腐食などにより強度を失ったコンクリート部分を除去し、断面修復を施した後、マンホールの腐食の原因となる硫化水素等との接触をMLRモールド(高耐食性ビニルエステル樹脂+ガラス繊維マット積層品)により遮断する。
さらにマンホール壁面とMLRモールドとの隙間にMLR充てん樹脂(エポキシ系樹脂)を充てん、接着固化することにより一体化させ、強度を復元する工法である。
 
MLR Eタイプは、「防食・強度復元」に加えて「耐震化」の検討を可能としており、MLR Gタイプは「防食」を目的に開発した修繕工法である。
1999年に日本下水道新技術機構より建設技術審査証明を取得し、2019年3月に下水道コンクリート構造物の腐食抑制技術および防食マニュアルの品質規格(D種)の試験に適合した「基準達成型」のマンホール更生工法である。
 

更生後躯体断面
更生後躯体断面

 
 

MLR-E工法 7つの特長

  1. あらゆる形状に対応
    円型(楕円含む)から矩形まで形状を問わず対応可能。床版や底版、ハンチ部分もそのままに更生できる。
  2. 強度復元および耐震性能を付与
    MLR独自の構造・耐震計算システムにより防災対策を強化。
  3. 最高レベルの防食性
    防食被覆工法の最も厳しい規格である「点検・修繕・改築が困難な腐食環境Ⅰ類D種」に適用可能。
  4. 完全非開削で施工可能
    φ600開口部から完全非開削で施工可能。
  5. 更生部材の薄さにより、内径を確保
    高強度部材により薄肉化(8.0mm)。人孔の内径縮小を最小限に抑える。
  6. 本管更生等ほかの耐震化工法とも併用が可能
  7. 豊富な施工実績と、長寿命化の検証
    1991年の工法発足から2023年3月末の累計施工数は6,280基。 MLR工法施工30.2年経過後の追跡調査により、異常がないことを確認。

 
 

適用範囲

  1. マンホール形状
    φ600~2200、楕円、矩形など
  2. マンホール種類
    組立マンホール、現場打マンホール矩形、ボックスカルバート他

 

標準施工手順
標準施工手順
 

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HP https://www.mlr-kyokai.com/

最終更新日:2024-06-14

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