FRPトラフ｜維持管理｜株式会社レグルス

概要

レグルス社のFRPトラフは、ガラス繊維と熱硬化性樹脂で構成されている。
FRPは耐水性が高く、酸・アルカリに対しても強く、軽量で高強度である。

特に浄水場向け製品は、（公社）日本水道協会認定原料（不飽和ポリエステル樹脂・ガラス繊維・顔料・ゴム）以外のものを使わずに成形することで、安心・安全なFRP製品としている。
下水処理場用・電設用は、原料を任意に選択することで、より耐酸性・耐アルカリ性、耐候性、耐寒性、難燃性、引張強度などの諸物性を要望に合わせ向上させることが可能。

FRPトラフは他素材（塩ビ製、鋼製、コンクリート製）のトラフにない優れた耐久性、耐候性、耐寒性を有しており、軽量で高強度である。
燃焼時にもダイオキシンが発生せず、地球環境に優しいなどの特長がある。

特長

高強度で耐久性・耐候性・耐食性に優れる
FRPは熱硬化性樹脂で、ガラス繊維で補強されており、高強度で耐久性・耐食性に優れる。
紫外線に劣化しにくく、凍害・塩害に強く腐食しないため、降雪地、寒冷地、海岸部にも適している。
さらに耐酸、耐アルカリに優れているため、薬品・温泉水などの熱水にも強い素材である。
飲料水管理においても安全・安心
浄水場向け製品については、材料全てに（公社）日本水道協会認定原料を使用することで、溶出成分含め高レベルな飲料水管理においても安全・安心なFRP成形品とした。
施工性が高くメンテナンスが容易
鉄、塩ビ、コンクリート製品より軽量（比重：1.8）のため、施工性が高く、メンテナンスが容易である。
少量・多品種に対応できる
形状寸法・素材強度の自由度が高く、意匠性の高い機能材の製作ができる。
経済的
耐用年数は約50年で、鉄、SUS製品、塩ビ製品などと比較して３倍以上長いため、ランニングコストが大きく軽減される。
脱炭素社会への取り組み（環境対応）
ガラス強化繊維を使用することで管厚を薄くすることができ、重量が軽く樹脂使用量も少ない。
耐久年数が長いため他製品より脱炭素社会に貢献し、リサイクルも行われている。
特に浄水場用においては優れている。

施工実績

１．大久保浄水場（埼玉県さいたま市、2020～2023年）
２．荒川右岸下水道事務所（埼玉県和光市、2022年）

対応製品規格

①浄水場用FRPトラフ	JSWAS認定原料のみでのFRP製作品。色は水色。形状・寸法は浄水場に合わせ自由設計。
②下水処理場用FRPトラフ	多種FRP原料にて製作可。（耐酸・耐アルカリ強化可能）形状・寸法は処理場に合わせ自由設計。多種FRP原料にて製作可。（難燃性強化可能）
③電設用FRPトラフ	形状・寸法は施工構造物に合わせ自由設計。
④FRP管	φ50～φ700、φ139.8（鋼管同外径）、他
⑤FRP半円管	φ100、φ150
⑥PVC台形管	200×100
⑦FRP角型管	□110×210、□150×250　他、自在
⑧FRP製取付金具	①～④自在、L型、U型、三角形型
⑨FRP管受け台	橋梁箱桁内排水管用受け台
⑩板各種	FRP板、ポリカーボネート、他
⑪シート	帆布、スパッタシート、剥落防止用ネットシート、他

※その他、現場に合わせ製作可能

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最終更新日：2023-12-25