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スリーブ注入工法およびNewスリーブ注入工法は、砂礫層や崩壊性の高い未固結層、破砕帯、風化帯など、わが国で多く見られる複雑な複合地盤などを改良するために開発された。
必要な箇所に最適な注入材料を必要な量だけ注入でき、省資源で複合地盤を改善できるマルチグラウト工法である。
地盤中にスリーブパイプ(注入外管)を設置して、ダブルパッカーを装着した注入内管を挿入する。
スリーブバルブにダブルパッカーをセットして、注入材を注入。
このとき、スリーブパイプ周囲のシールグラウトの効果で、注入材が地上へリークすることを防止する。
外形を六角柱状にした新型の注入パイプ「ポリゴンパイプ」を採用し、長い浸透注入区間により高速で高品質な地盤改良を可能とした。
ポリゴンパイプは、多くの実績を積み上げた
「スリーブパイプ」を改良した新しい地盤注入専用パイプであり、高い改良効果と確実性を有する。
シールグラウト方式を採用しており、注入パイプの外形を六角柱状とすることでシールグラウトに縦方向の放射状クラッキングを発生させることができ、確実に長い浸透注入区間を形成する。
(特許取得済み)
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最終更新日:2024-09-19