軽量盛土材とは
<資材の概要>
化成材料である発泡スチロールの大きなブロックや、現場で吹き付ける発泡ウレタンである。この発泡スチロールを盛土材料として積み上げ(吹きつけ)て、盛土の代替材として使用される。
<資材の種類・規格>
1.発泡スチロールブロック(EDO-EPSブロック・EPS軽量盛土)
2.現場吹きつけ発泡ウレタン(現場発泡ウレタン工法)
<適用規格>
EDO-EPSブロックは、EPS開発機構が「EPS工法設計・施工基準書(案)」ならびに「EDO-EPS工法認定ブロック品質認定要領」に基づいて認定したEPSブロックのことである。
<資材の特徴>
発泡スチロールブロックの単位体積質量は、土砂の約1/100程度と軽量で、軟弱地盤や地すべり地などの地盤強度の小さいところに荷重軽減の対策として有用である。また、軽量であることから施工性が高く、急速施工が可能な点が特徴として挙げられる。