ビーズリンガーネット工法｜落石防止網｜亜細亜防災協会

NETIS登録番号：（旧）QS-090008-VE

施工例

（左）ビーズリング、（右）BRポケット支柱

概要

「ビーズリンガーネット工法（BRN工法）」は、滑車構造で連続した支持ロープ、ビーズリング、KT装置のトリプル緩衝機構により、2100kJレベルの落石エネルギーに対応可能な高エネルギー吸収型のポケット式落石防護網である。

国立大学法人金沢大学との共同研究により、実際の落石挙動に近い実斜面を用いた実規模重錘衝突実験で性能が確認されている。

特長

2100kJレベルの落石エネルギーに対応
滑車構造で連続した支持ロープ、ビーズリング、KT装置のトリプル緩衝機構により、2100kJレベルの落石エネルギーに対応できる。
アンカーへの負担が軽減
支持ロープの滑車構造による荷重の分散と緩衝機構により、アンカーや地盤、ワイヤロープへの負担が軽減できる。
落石対策便覧の実験による性能検証法に準拠
国立大学法人金沢大学との共同研究により開発された工法であり、「落石対策便覧」の「実験による性能検証法」に準拠した実規模実証実験にて、性能確認を行っている。
コスト縮減と迅速なメンテナンス
従来工法に比べ、落石対策工のコスト縮減に貢献する。また主要部材は一般汎用品を使用しており、迅速なメンテナンスが可能である。
積雪地域にも対応可能
積雪条件に合った構造・部材の選定が可能。実構造物において冬季間の積雪に対する安全性を確認している。

製品仕様

タイプ	BRN-250	BRN-400	BRN-700	BRN-1000	BRN-1300	BRN-2100
適用範囲（Emax）	250ｋJ	400ｋJ	700ｋJ	1000ｋJ	1300ｋJ	2100ｋJ
金網	H≧15ｍ：普通　H＜15ｍ：高強度 3.2φ-50×50	高強度 3.2φ-50×50	普通 4.0φ-50×50	普通 5.0φ-50×50	普通 5.0φ-50×50	普通 5.0φ-50×50
吊ロープ	3×7 G/O 16φ	3×7 G/O 16φ	3×7 G/O 16φ	3×7 G/O 18φ	3×7 G/O 18φ	3×7 G/O 18φ
縦・横主ロープ	3×7 G/O 14、16φ	3×7 G/O 14φ	3×7 G/O 16φ	3×7 G/O 18φ	3×7 G/O 18φ	3×7 G/O 18φ
縦・横補助ロープ	3×7 G/O 12φ	3×7 G/O 12φ	3×7 G/O 12φ	3×7 G/O 14φ	3×7 G/O 14φ	3×7 G/O 16φ
BRポケット支柱	H-125×125	H-125×125	H-150×150	H-150×150	H-150×150	H-150×150
ビーズリング	φ400	φ450	φ900	φ900	φ900	φ900
KT装置	16φ用	16φ用	16φ用	18φ用	18φ用	18φ用
ストッパー	16φ用	16φ用	16φ用	18φ用	18φ用	18φ用

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最終更新日：2024-06-06

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