製品情報
「KS-S・MIX工法」は、深層混合処理工法の一種であり、スラリーを使用した相対撹拌工法である。外翼と内翼との相対撹拌により、平面的なだけでなく立体的な撹拌混合を実現し、優れた撹拌性能により、「共回り」や「連れ回り」現象を防止し、バラツキの少ない高品質な改良体を形成できる。内側と外側が逆回転するため、互いのトルクが相殺され、安定した削孔が可能となった。これにより鉛直精度が向上し、中間層や硬度地盤、礫層などの地中障害物の削孔も可能である。
KS-S・MIX工法は、大口径や硬度地盤に適した工法として開発された。施工時の側方への圧力を消散し変位を低減させる効果を有している。この変位低減の原理は、外翼が回転することで原地盤との縁切り効果を生じ、外翼の内側の△部が回転することで中心部に圧力を集中させ、余剰圧力をロッドに沿って上方へと促すことで、従来の側方へ生じる変位を低減させる点に特長がある。
軟弱地盤処理工|S・MIX工法/KS-EGG-SE工法 |
最終更新日:2023-12-12
更新日:2025年4月30日 集権期間:2025年3月1日~2025年4月29日 ※当サイトの各ページの閲覧回数を元に算出したランキングです。