NETIS 登録番号:(旧)KT‐010186‐VE
概 要
従来現場打ちコンクリートで構築される地下構造物は、コンクリートを打設するための外型枠を設置し、打設後撤去するための作業スペースを80〜150cm取って施工していたが、外型枠として非腐食性の残置型枠を開発採用し、掘削幅の縮小と土留め杭引き抜きを可能とした工法が「ゼロスペース工法」である。
・国土技術開発二〇周年記念大賞
・第4回国土技術開発賞最優秀賞
・活用促進技術・発注者指定型活用件数第8位(平成27年度)
特 長
1.掘削範囲が縮減できる
・土工量、原形復旧量、埋戻し土量、底盤改良などが減量可能であることから環境保全効果が大きい
・工事数量の減量によりコストダウンが図れる
・工事期間が短縮でき道路上工事の縮減効果が大きい
2.作業スペースを小さくできる
・工事渋滞の緩和ができる
・道路交通の安全性が向上する
・周辺用地の借地、買収範囲が減少でき工事用用地費が縮減可能
3.作業工程を簡略化できる
・外型枠撤去作業がなくなる
・合板の1/4の重量であるため施工性が良い
現場適用の効果と施工例
現場打ちコンクリート構造物であるカルバート工事、フーチング工事、擁壁工事等での適用実績がある。従来の仮設を用いる現場打ち地下構造物(ボックスカルバート)の施工法と比較して、以下のような効果がある。
・経済性の向上(20%)、工程の短縮(17%)
・周辺環境への影響抑制
・省資源、省エネルギー
●フーチング工事
●地下歩道工事
ゼロスペースボードの標準物性と価格

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