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硬質地盤クリア工法は、サイレントパイラー™にパイルオーガを装着し、圧入とオーガ掘削を連動させた独自の「芯抜き理論」で硬質地盤に鋼矢板を圧入する工法。
玉石混じりの砂礫層や岩盤などにも圧入が可能である。
杭圧入と地盤掘削の2つの作業を1台の機械で行えるうえ、他工法では必須とされている地盤を砂に置き換える作業が省略できる。
これにより、工期短縮やコスト削減を実現し、極めて効率的な施工が可能となる。
中でも、フライホイール式パイルオーガは、最大N値600以上の超硬質地盤(転石や岩級区分CM級岩盤)において、確実な鋼矢板施工を実現することが可能である。
工法名 | 【本工法】 硬質地盤クリア工法 (フライホイール式パイルオーガ) |
【従来工法】 先行掘削砂置換 (全施回オールケーシング工法) &バイブロハンマ工法 |
経済性工程 施工性 | ◯ 地盤掘削と 鋼矢板打設を 1台の機械で行える |
× 地盤掘削、砂置換、 鋼矢板打設と工程が多く、施工機械も異なる |
安全性 | ◯ 施工機械が既に圧入された鋼矢板を把握するため 機械転倒の危険性が低い |
△ 施工機械が大型で 自重により安定を図るため機械転倒の可能性がある |
周辺地盤への影響 (杭打設時) |
◯ 振動は75db以下 騒音は85db以下で施工可能 |
△ 振動は75db内に収まるが 85db超の騒音が発生しうる |
総合評価 | ◯ | △ |
油圧モーターの動力を伝える回転軸に、重りを組み込むフライホイール機構のパイルオーガを標準搭載とした。
重りによる回転の慣性モーメントを利用してトルクを増強することで、従来機での最大値は40kN・mだったところ、本製品では118kN・m※と大幅に向上した。
また、従来型パイルオーガで課題とされていた掘削効率を向上させ、超硬質地盤でもその効率を維持できるようになったことで、終始スピーディーな作業が可能となり工期の短縮が図れる。
※一定条件下での最大トルク
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最終更新日:2025-04-01