
BJ(ブラケットジャンクション)
 

国土交通省 中部地方整備局          NEXCO西日本
 
 
 
概要
吊足場における橋梁・高架橋補修・点検などに用いる足場材と防護材でパネル状のユニットにする工法であり、従来はパイプ吊足場で対応していた。
本技術の活用により足場の組立解体がシステム化され、経済性、品質、安全性、施工性の向上、工程短縮が期待できる。
※NETIS登録申請中

標準図
・S-TYPEは床材のパーツが軽量で杉板材を使用しており、歩行性は良い。
・床上養生が簡易。
・環境に配慮した再利用可能な間伐材杉を使用。
 
 

作業工程の一例(S-TYPE)
 
 
 
 
特長
- 先行手すり施工型、先行床施工型
 ・優れた安全性。
 ・安全な場所からの送り出しのため、危険な作業なしで安心。架設ピン、ボルトは落下防止対策済み。
 ・各部材が高い剛性を有しているため揺れ、たわみが少ない。
 
安全な場所からの送り出し
 
 
 
先行手摺り施工型
 
   
- 簡単な組立
 ・システム化された送り出し工法・解体工法。
 ・工法の未経験者でも簡易に組立ができる。
 ・単純構造を可能にした BJ(ブラケットジャンクション)があるため、専用工具不要。
- 作業空間が広く、余裕ある積載荷重(標準385㎏/㎡)
 吊りチェーン間隔が広く(2.675m)段差のない作業スペースを確保できるため、能率が向上。
 桁下空間が狭隘でも従来の吊足場と変わらない厚みで高い剛性で標準385㎏ /㎡を実現。
 
吊りチェーン間隔が広い(2.675m)
 
 
 
荷重試験(500㎏ _㎡載荷でも変形認めず)
 
   
- Hyper GS ならではの片張出足場(標準385㎏/㎡)
 ・片張出足場
 橋台・橋脚、周りの窮屈な悩みを解消した張り出し部分(吊りチェーンから1m)。