NETIS登録番号:KT-160064-VE、首都高速道路 新技術情報登録技術
![1.従来製品の雑草繁茂状況](https://www.kensetsu-plaza.com/catalog/wp-content/uploads/2021/03/dadb92a948d5d3a0ffa76617da5157f4.jpg)
1.従来製品の雑草繁茂状況
![2.従来製品の錆腐食状況](https://www.kensetsu-plaza.com/catalog/wp-content/uploads/2021/03/fb1aebecdf7e107ad750efec87d44d2d.jpg)
2.従来製品の錆腐食状況
![3.Gブロックドレイン S-plus](https://www.kensetsu-plaza.com/catalog/wp-content/uploads/2021/03/cd72e722d5989df44dd7a32976612e70.jpg)
3.Gブロックドレイン S-plus
概要
「GブロックドレインS-plus」は従来の鋼製排水溝が抱える問題点であるメンテナンスの難しさと腐食に対する改良、また浸入水によるダメージから床版を保護する止水対策を行った新型鋼製排水溝である。
自己修復機能を有する二相ステンレス鋼(SUS821L1)を使用することでメッキ等の表面処理が不要となり、また透水部にはステンレス畳編フィルターやゴムチップフィルターを内蔵することでゴミ等による目詰まりを低減しメンテナンスフリーを実現している。
特長
- 二相ステンレス(SUS821L1)採用による腐食防止
従来品(SS400+各種メッキ処理・ナイロンコーティング)は小さな擦り傷等から腐食錆が発生し、全体の腐食が進む。
また海岸部や凍結防止材を散布する場所では塩分により腐食が進むが、ステンレス鋼を使用する同製品は腐食の心配がなく耐用年数が長く、ライフサイクルコストでも有利である。
- 二相ステンレスによる高強度と軽量化を実現
ステンレス鋼を用いることでSS400鋼材と比較して強度が1.6倍と高くなり、薄板化による約30%の軽量化を実現。
軽量のため施工性に優れ、工期短縮等によるコスト縮減効果が期待できる。
- 透水性フィルターを採用
ステンレス畳編フィルター(車道部)やゴムチップフィルター(歩道部)により、ゴミや枯れ葉などによる目詰まりを防止。
機能低下を起こさず、メンテナンスフリーを実現。
![ステンレスフィルター](https://www.kensetsu-plaza.com/catalog/wp-content/uploads/2021/03/d83d2234a8431764d034566e1acb5d4e.jpg)
ステンレスフィルター
- 床版保護(鋼製排水溝底面への浸入水防止対策)
浸入水対策なし
浸入水対策あり
GブロックドレインS-plus
(導水プレート、継手部止水、床版防水)
(対策A)背面の浸入水
背面の浸入水を導水プレートで受け、導水孔より鋼製排水溝内へ導くことで床版への浸水を遮断する。
(対策B)内部からの漏水
鋼製排水溝内部からの漏水を継手部の専用止水構造により遮断し、床版を保護する。