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軟弱地盤処理工｜高張力クロスを用いた軟弱地盤補強工法ジオクロス®・ユビファ®工法｜ジオファーム株式会社

専用の高張力クロスを用いたジオクロス®・ユビファ®工法の施工例

概要

「ジオクロス®・ユビファ®工法」は、地盤の支持力に加え、ユビファシートを敷設することによる荷重の分散効果、およびシートを挟む上下の砕石との摩擦力により、ハンモック効果によって建物の沈下および不同沈下を低減する技術である。

従来の土木シートをそのまま転用した「ジオクロス®工法」に比べ、高張力の専用シート（ユビファ®シート）を採用。
これにより使用する資材の量が約半分になり、コストを削減するとともに、沈下・不同沈下に対する性能が大幅にアップした。
掘削時のハンチに対応するなど施工作業性をより向上させた技術である。
また本工法が取得する建築技術性能証明により長期許容支持力が算出できる優れた工法である。
（一財）日本建築総合試験所建築技術性能証明
GBRC 性能証明第15-03号改2（更1）
特許工法：ジオクロス®ユビファ®工法特許第5075888号

ジオクロス®・ユビファ®工法特長

工期短縮
工数が少なく、かつ全てを目視で確認できる工程であるため施工管理が確実にできるとともに施工時間を短縮できる。

経済性の向上
深層混合処理工法や小口径鋼管杭工法と比較して安価のため経済性が向上する。

周辺環境に配慮した工法
周辺環境（地盤・地下水）に対しての汚染がなく、施工時の騒音や振動なども少ない。

優れた施工性
施工において杭打設やアースオーガーなどの重機を使用しないため重機の入らない旗竿地や段差のある敷地でも施工が可能。

埋蔵文化財に影響を与えない
浅い掘削深さで施工できるため、埋蔵文化財包蔵地では発掘調査の必要がなく、埋蔵文化財に影響を与えない。

撤去時に地中残存物を残さない
砕石とシートのみの施工であるため住宅解体後にはシートを回収するだけで地中に残存物を残さず元の状態に戻る。

ジオクロス®・ユビファ®工法の適用範囲

適用建物は木造3階建てまで（軽鉄の場合は2階まで）のべた基礎の建物である。
また適用地盤はSWS調査から性能証明に定められた計算式で長期許容支持力が算出できる。
表面波探査試験結果から適用の可否を検討する場合は地盤改良工法として扱うこととなる。

施工手順

製品規格および仕様

項　目	単　位	規　格
基布巾	mm	2000	2000	2000
長　さ	m	50	30	20
重　さ	^{㌕ /}^ロール	18.5	11.1	7.5

項　目	縦方向	横方向	縦方向ミルマーク
原　料	ビストロン	ポリプロピレン	ポリプロピレン
繊　度	1670dt	1500dt	1670dt
形　状	撚糸	フラットヤーン	フラットヤーン
色	Natural	Black	Beige