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「法面緑化基盤材に下水汚泥コンポストをプレミックス ハイパワードソイル|植生用材|富士見工業株式会社」の資料請求はこちらから
富士見工業は1997年(平成9年)に下水汚泥肥料を公共事業分野で利用推進するために、NPO法人日本エコサイクル土壌協会を設立した。
2008年(平成20年)の化学肥料高騰を受け、市場単価方式の植生基材吹付工で用いる緑化基盤材の化学肥料を下水汚泥肥料に代替えする技術を開発し、九州地区より販売が始まり、さらに2022年(令和4年)の大幅な化学肥料高騰により国の国内肥料資源利用に拍車がかかったことを受け、下水汚泥肥料入り緑化基盤材の全国販売へ注力をしている。
全国22カ所の協力工場を通じた販売網を構築、法面基盤材の流通コストを抑制し、経済性を確保。
主要原料は産業廃棄物由来の国内循環資源を活用しているため、為替や世界情勢による価格影響は少なく、安定供給が可能。
同社独自の技術として、協力工場で緑化基盤材と下水汚泥コンポストをあらかじめ混合(プレミックス)する方式を確立。
これにより、従来は施工現場で必要だった化学肥料の混合工程を省略し「施工効率の向上」「工期短縮」を実現できた。
2004年(平成16年)に「建設技術審査証明書」を取得し、同社の扱う下水汚泥肥料の有効性、安全性が確認され、複数のNETIS登録技術を開発して公共工事での利用範囲を拡大している。
植生基材吹付工の施肥に使用され得る化学肥料および有機質肥料を対象に、輸入資源に依存せず環境負荷が少ない、持続可能性の高い施肥の方法を考察することを目的とした試験を実施した。
植生基盤となるバーク堆肥を主とする生育基盤材に、植生基材吹付工の施肥において一般的に用いられる化学肥料、形状の異なる各有機質肥料をそれぞれ配合し、生育を比較した結果、下水汚泥堆肥、豚糞堆肥施用区は化学肥料施用区と同等の生育を示した。
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最終更新日:2025-07-17
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