「ABOXX（エーボックス）」は、グラウンドアンカー頭部に設置し、アンカーの飛び出しを防ぐ工法である。ボックスとエネルギー吸収部材（スプリングブレーキ）を一体化させた二次製品であるため、簡単かつ短期間で設置できる。また、アンカーごとに対策ができることから、工事費用を抑えることができる。さらに、スプリングブレーキが変形しながらアンカーの飛び出しエネルギーを吸収するため、ブレーキ装着用アンカーから受圧板等に作用する力を小さくすることができる他、最大64kJの飛び出しエネルギーに対応することができる。なお、グラウンドアンカー頭部の捕捉性能は、実物大実験およびこれに基づく数値解析により実証している。

• NETISKT-220191-A