製品情報
SMD杭工法は、杭先端部の外周に杭径の2~3倍程度の大きさの螺旋翼(外翼)を取り付けた鋼管杭を、右回転により回転貫入させる工法である。杭頭部に回転トルクを与え無排土の状態で回転貫入する。また、杭先端部の管内は開端で、鋼管内に螺旋翼(内翼)が取り付けられ、完全閉塞の場合とほぼ同等の支持力を実現する構造である。本工法は低騒音・低振動での施工が可能で、地質改良工法や先端根固め工法などのセメントミルクを使用しないため排土処理が一切不要である。このため、掘削土や泥水などが発生しない環境に優しい工法である。
最終更新日:2024-03-13